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そして今目の前にはハンバーグプレートを食べる竜胆くん。
昨日無事に買ってもらったケータイに1番に登録したのはやっぱりママの番号だった。
そして今日のお昼前に家まで迎えに来てくれた竜胆くんに、会って1番に言ったセリフが、番号教えて。だ。
買ってもらえた！？と驚いた竜胆くんの顔は喜びも混じっていて、っし！！！と昨日の私と同じように拳を握りしめていた。
飯食いながら登録しよ。と彼の提案で歩き出した中、2人同時に目を引かれたハンバーグ。
『あの「なぁ」』
『あ、ごめん先どうぞ』
「いや、Aから言って」
どうぞどうぞ。と2回ほど譲り合い、ゴタゴタしたまま2人同時に店前の看板を指差した。
『これ美味しそうだよね』
「昼これにしねぇ？」
そして2人同時に吹き出して、そのまま店の扉を開けてくれた竜胆くんにお礼を言って入店した。
「俺の番号これなんだけど
使い方わかる？」
『まだちょっとイマイチわからない』
「メアドは？」
『まだなにも』
ふーん。と言いながらパクパクと食べ続ける竜胆くんは、ペロリと平らげて水を一口飲んだ。
そして席を立ち上がって私の隣に座り、貸して。と手のひらを向ける。
フォークでハンバーグに添えられているブロッコリーを刺していた私は、慌ててフォークを置いてポッケからケータイを取り出した。
「食ってていいよ」
『あ、うん
やってくれるの？』
「うん
だけど知ってた方がいいと思うから説明しながらやる」
むしゃっとブロッコリーを口に入れてもぐもぐしながら竜胆くんの手元を覗き込む。
見やすいように竜胆くんは左手を椅子について体をこちらに傾けた。
「これが俺の番号ね
で、ここを押すと電話帳に登録って出るから、」
と説明してくれる竜胆くんにコクコクと頷きながら咀嚼する。
「アドレスだけどちょっと複雑な方がいいんだけど
なんか考えてる？」
『何も考えてない
誕生日とか名前とか？』
「それは簡単すぎるな
変なメール飛んでくんぞ」
『それはやだね』
最後の一口を食べ終わり、口元を拭いて水を飲む。
その間も、んー。と悩んでいるが特に何も思いつかない。
「じゃあさ、12月25日とAの名前を混ぜて入れようぜ
俺らの記念日」
ニッと笑う竜胆くんにボッと顔が熱を持つ。
「複雑に組み合わせれば迷惑メールは防げると思う
もし届くようなら教えて
もう一回作り直せばいいから」
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gxh - 玉兎さまーーっ！！大好きです！更新いつまででも待ってます！ (2月2日 20時) (
レス) @page42 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - キクラゲさん» コメントありがとうございます！✨ 告白ですね！！気持ち届きました！！そんな好き好き言ってもらえると調子に乗ってしまいそうです😂😂 楽しんでいただける作品を作ります！！これからもよろしくお願いします☺️ (12月12日 14時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - クッッッッソ好きです作者さんの作品も好きだし作者さんも好きでs(( ンンッ…私こんなに語彙力ないからうまくかけないので玉兎さんの作品見て語彙力勉強します…！コメント失礼しました！ (12月12日 0時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！！✨慎重に書き進めております！！鈴様の応援でめちゃくちゃがんばれます！！ありがとうございます☺️ (12月10日 12時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 二人の関係がどうなっていくのか、気になります！続き楽しみにしてます！ (12月9日 13時) (レス) id: 87ee7e2daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉兎
| 作成日時：2023年10月24日 11時
