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わがままでごめん。と続けられた言葉。
なに一つ不快ではなかった。
困らせてごめん。と呟く竜胆くんの言葉に首を横に振る。
困ってない。
わがままでもない。
真っ直ぐに打ち明けてくれた竜胆くんに何も応えないのは不公平で失礼だ。
言わなきゃ。
何もまとまらない頭で必死に考える。
でも彼なら、まとまらない言葉も拾ってくれる気がした。
『…あのね、私あの日ここでパパを待ってたの』
「パパ？…でもおまえ」
『うん、パパはいない
でも、小さい頃ここでパパが迎えにきてくれるの待ってたから……来てくれたらいいなって
そしたら足音がして
もしかしてと思ってそっちを見たら不良でさ』
竜胆くんの人柄を知った今となってはちょっと笑えて来る出会いだ。
『ほんとびっくりしちゃって
でも話したら怖くなくて
服買ってくれたりクラブに連れて行かれたりと強引だったけど、乱暴じゃなかった
マックに行ってくれたのも、私が泣きそうになってたからなんだよね』
きっと照れ隠しだろう。
フイッと外された視線にまた少し笑いが漏れる。
『話しかけるなって言われた時はちょっとショックだった
友達になれたと浮かれてたかなって…
でも、それも私を守るためだったんだね
コンビニで見かけた時嬉しかったの��またな��って言われて次会えるのを期待した
でもなかなか会えなくて
昨日、居ても立っても居られなくて、探しに行ったの
なぜか会える気がして…今じゃなきゃダメな気がして……
会った時は自分の行動のバカさに後悔したけど、今はよかったって思える』
初めは不思議そうな顔で私の言葉一つ一つを理解しようとしていたが、話している途中から驚きの表情に変わっていく竜胆くんは勢いよく立ち上がった。
「え、待って
ちょっと待って、え、それって……Aも、俺のこと、好きってことでいいの？」
繋いでいた手から両肩を掴まれて問い詰められる。
「違うならそう言ってくれないと俺浮かれるよ？
俺、自分に結構自信あるから自惚れるよ？」
さっきまでポツポツと弱々しく話していたとは思えない突然のカリスマ的発言にふふっと思わず笑ってしまうが、緊張が勝って少し息を吐いた。
『……私も、竜胆くんが…好き』
目と口を大きく開いて何かを言おうとしている竜胆くんは、何も言わずにギュッと私を抱きしめた。
「ヤバイ…めちゃくちゃ嬉しい
俺今めちゃくちゃテンション上がってる」
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gxh - 玉兎さまーーっ！！大好きです！更新いつまででも待ってます！ (2月2日 20時) (
レス) @page42 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - キクラゲさん» コメントありがとうございます！✨ 告白ですね！！気持ち届きました！！そんな好き好き言ってもらえると調子に乗ってしまいそうです😂😂 楽しんでいただける作品を作ります！！これからもよろしくお願いします☺️ (12月12日 14時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - クッッッッソ好きです作者さんの作品も好きだし作者さんも好きでs(( ンンッ…私こんなに語彙力ないからうまくかけないので玉兎さんの作品見て語彙力勉強します…！コメント失礼しました！ (12月12日 0時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！！✨慎重に書き進めております！！鈴様の応援でめちゃくちゃがんばれます！！ありがとうございます☺️ (12月10日 12時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 二人の関係がどうなっていくのか、気になります！続き楽しみにしてます！ (12月9日 13時) (レス) id: 87ee7e2daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉兎
| 作成日時：2023年10月24日 11時
