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ゴロンと後ろに寝転がって見慣れた天井を見つめる。
クリスマスイヴだから誰かといるのだろうか。
お兄さんとは仲直りできたのかな。
兄弟でチキンとケーキ食べたりするのかな。
六本木の灰谷兄弟のクリスマスの過ごし方ってどんなのだろう。
豪華なのかな。クラブでパーティとかするのかな。
それとも、家で2人で過ごすのかな。
そっと目を閉じてクラブで見た竜胆くんのDJ姿を思い出す。
キラキラとして、楽しそうで。
あの瞬間あの空間は紛れもなく彼のものだった。
あれがカリスマというものだろうか。
パッと目を開ければすでに外は真っ暗で、ベッドサイドの時計は8時半を回っていた。
『寝ちゃってた！ママ……は夜勤だ…ご飯食べよ』
リビングまで歩き、暗くひんやりしたリビングに明かりを灯す。
パチっとついた電気が眩しくて目を閉じる。
2、3度瞬きを繰り返してキッチンへ向かえば、出しっぱなしの器。
部屋の寒さのおかげで器はひんやりと冷たい。
それを電子レンジに入れてピッとボタンを押せば、オレンジ色の光が中を照らした。
お箸とお茶碗を取り出して、炊飯器を開けてしゃもじでご飯をお茶碗にペタッと適当に入れて、お茶をコップに注いで一口飲んだとき、ピー。と温め終わった事をレンジが知らせた。
あちち。と袖を長く伸ばして器を両手で包んで持ち上げる。
ラップを外せば、ブワッと一斉に逃げて行く白い湯気。
いただきます。と自分以外誰もいない空間で呟いて、一口食べる。
無音に耐えかねてテレビをつければ、イルミネーションがすごいと中継中のお姉さんがテンション高めに告げていた。
そのお姉さんの後ろにはカップルが多い。
中には親子らしき影も見える。
『……いいなぁ』
なんで私は今1人なのだろう。
ママが仕事なだけなんだけど、そうでなくて。誰かと過ごす選択肢もあったのでは？と思う。
友達とか……友達も家族で過ごしてるかな。
何口目かになるご飯を口に運んでテレビを見つめて咀嚼する。
��青く輝くクリスマスツリーもあります��とゆっくり左回りに動いたカメラに映るのは、綺麗な青色と、それを映させるように散りばめられた白のライト。
『竜胆くんの髪の色みたい』
ポツリと呟いた言葉にふと彼の顔を思い浮かべた。
��また��はまだきてない。
それが��いつ��なんてわからない。
言っただけかもしれない。
その��いつか��は来ないかもしれない。
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gxh - 玉兎さまーーっ！！大好きです！更新いつまででも待ってます！ (2月2日 20時) (
レス) @page42 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - キクラゲさん» コメントありがとうございます！✨ 告白ですね！！気持ち届きました！！そんな好き好き言ってもらえると調子に乗ってしまいそうです😂😂 楽しんでいただける作品を作ります！！これからもよろしくお願いします☺️ (12月12日 14時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - クッッッッソ好きです作者さんの作品も好きだし作者さんも好きでs(( ンンッ…私こんなに語彙力ないからうまくかけないので玉兎さんの作品見て語彙力勉強します…！コメント失礼しました！ (12月12日 0時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！！✨慎重に書き進めております！！鈴様の応援でめちゃくちゃがんばれます！！ありがとうございます☺️ (12月10日 12時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 二人の関係がどうなっていくのか、気になります！続き楽しみにしてます！ (12月9日 13時) (レス) id: 87ee7e2daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉兎
| 作成日時：2023年10月24日 11時
