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その日から、いつも通っている通学路の景色が変わって見えるようになった。
あの日の朝ここまで送ってもらって。
この道の先にあの服屋さん。
この信号を曲がっていくとクラブがあって。
今までそんなこと興味すら湧かなかったのに、今日もあのクラブにいるのかな。とか、この建物もクラブだったんだ。とかあの日の夢のような瞬間から一向に抜け出せなかった。
そんなある日、下校中に信号待ちしていると声が聞こえた。
「竜胆さん、すみませんコンビニ寄っていいっすか？
タバコきれちゃって」
「あぁ、ついでにアレ頼むわ」
「いつものやつっすね」
竜胆という名前に咄嗟に反応して、そちらを振り向くとコンビニの前に集まる数人の男性。
1人が中に入り、外にいる人たちの中から金色と水色の髪を見つけた。
思わずじっと見つめてしまう。
その視線にもちろん彼は気付いてバチっと目が合う。
一瞬驚いた顔をした竜胆くんは、パッと顔を逸らせてコンビニの中へ入って行ってしまった。
そして私は青に変わった信号を確認して横断歩道を歩く。
渡り終えて、ただ何となく。
もう一度竜胆くんを見たくなってチラリと振り向いたコンビニの中で、竜胆くんと目が合った。
雑誌売り場の前に立つ竜胆くんとガラス越しに見つめ合って、パクパクと口を動かす彼の言葉を読み取ろうと目を細める。
��またな��
理解できた言葉。��また��ということは次があるのだろうか。と期待してしまう。
なんて返そう。そう思っていると、竜胆くんは後ろを振り返って先に店内は入った人とレジへ向かって行ってしまった。
��また��の言葉に期待をしてしまえばその��いつか��を待ってしまうのは必然で、外を歩いて派手な服装の人や不良を見かけてはその中に竜胆くんを探した。
もしかしたら竜胆くんの知り合いかもしれない。
元気にしてるのだろうか。
あの公園に行けば会えるかな。
学校には来ないのかな。
コンビニ前の信号が赤になる事を祈ってみたり、横断歩道の前に着く頃には点滅するようにわざとゆっくり歩いたりもした。
それでも見かけなくて、��また��なんて無いんじゃないかな。と徐々に思ってくる。
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gxh - 玉兎さまーーっ！！大好きです！更新いつまででも待ってます！ (2月2日 20時) (
レス) @page42 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - キクラゲさん» コメントありがとうございます！✨ 告白ですね！！気持ち届きました！！そんな好き好き言ってもらえると調子に乗ってしまいそうです😂😂 楽しんでいただける作品を作ります！！これからもよろしくお願いします☺️ (12月12日 14時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - クッッッッソ好きです作者さんの作品も好きだし作者さんも好きでs(( ンンッ…私こんなに語彙力ないからうまくかけないので玉兎さんの作品見て語彙力勉強します…！コメント失礼しました！ (12月12日 0時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！！✨慎重に書き進めております！！鈴様の応援でめちゃくちゃがんばれます！！ありがとうございます☺️ (12月10日 12時) (レス) id: 7c28fb7f1c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 二人の関係がどうなっていくのか、気になります！続き楽しみにしてます！ (12月9日 13時) (レス) id: 87ee7e2daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉兎
| 作成日時：2023年10月24日 11時
