秋の文化祭 ページ47
そして、文化祭終盤。
廊下のガヤガヤがより増す。
私は特になにもせずに荷物を持って廊下を歩いていた。
すると、ドスンッと前から来た人に当たってしまい階段のところに荷物をバラまいた。
荷物って言っても先生に頼まれた資料ノートなんだけど。
こんな日でも生徒に頼むのか先生とかおもったけど暇だからいっかとか思いつつ。
バラまいたノート拾っていく。
すると、クマ?の手が落ちているノートを拾った。
詩織「・・・?」
顔をあげるとそこには必死に1冊のノートを掴もうとしているクマがいた。
いや、多分さっきの着ぐるみのクマだから、西畑くんだ。
詩織「大丈夫ですよ?西畑くん。・・・さすがに、その手じゃ・・・」
大吾「ぼ、僕はクマだくま!に、西畑くんって誰のことクマ?」
私は思わず笑みがこぼれた。
詩織「もう、拾い終わったのでいいですよ?
拾おうとしてくれてありがとです、クマさん」
そして、階段を上ろうとすると・・・
後ろからモフモフの手が私の手を掴んだ。
大吾「僕と一緒に回るクマ」
詩織「えっ?、」
そーして、制服に戻った西畑くんと終盤の文化祭を回ることになった。
詩織「どーして、私なんかと・・・」
大吾「ん?それは・・・あとでわかるさっ」
詩織「あとで?」
そして、お化け屋敷やらなんやらと色々回った。
西畑くんといるとたくさん楽しいことがあって、人生の中で一番笑った。
そして、文化祭フィナーレ直前。
この学校の文化祭ではフィナーレの打ち上げ花火が上がった時に恋の願いを叶えると叶うなんていう七不思議がある。
そんなの、気にしないで去年は片付けてたからな・・・
でも、今年はちゃんと花火が見れる。
大吾「このあとのフィナーレ花火一緒に見ような!」
詩織「いいんですか?」
大吾「もちろん!あっ、でも今からちょっとやることあるからそれが終わったらすぐ行くから、校庭の水道のところで待ってて?」
詩織「わかりました」
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Monaca - もちもちぃさん» 初コメントありがとうです!嬉しいです。わかりました。正門くんのストーリー作っておきます。 (2017年9月17日 16時) (レス) id: 7eaa0970ba (このIDを非表示/違反報告)
もちもちぃ - リクエストさせていただきます。 関西ジャニーズJr.の正門君のお話が読みたいです。お願いします (2017年9月16日 22時) (レス) id: dfe2d9490e (このIDを非表示/違反報告)
もちもちぃ - 初コメ失礼します。 私的にはこの作品、好きなので続けて欲しいです! リクエストしてもいいですか? (2017年9月16日 22時) (レス) id: dfe2d9490e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Monaca | 作成日時:2017年8月23日 21時