卒業式の桜の木の下 ページ14
詩織「長尾くんは、好きな人いる?」
謙杜「えっ!?」
図書室で一緒に勉強していたときに突然聞かれた。
そりゃ、1年以上好きな人が目の前にいて、その人に「好きな人いる?」って聞かれたらこうもなる。
詩織「はぁ〜ん・・・いるんだ?長尾くん、わっかりやすいね〜」
謙杜「白石さんは?好きな人、いるの?」
詩織「ははっ、動揺しすぎ(笑)いるよ?好きな人」
謙杜「だ、だよね〜
告白とかしないの?白石さんなら、きっと成功するんじゃないの?」
詩織「まさか〜
私、告白は待つタイプだからさ(笑)
告白されないのはわかってるけど、希望を持って卒業式まで待ってみるんだ〜」
謙杜「卒業式までってことは、好きな人はここの学校の人?」
詩織「そー私、卒業したらすぐにニューヨークに行くんだ〜」
謙杜「えっ!?」
思わず大きな声を出してしまった・・・
詩織「ちょっと、しー!」
謙杜「ご、ごめん・・・な、なんで?」
詩織「親がニューヨークに転勤することになってさ〜まだ、1年後だけどね?」
謙杜「そ、そーなんだ・・・」
このとき、君が卒業したらすぐにニューヨークに引っ越してしまうことを知ってかなり、僕は焦っていた。
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Monaca - もちもちぃさん» 初コメントありがとうです!嬉しいです。わかりました。正門くんのストーリー作っておきます。 (2017年9月17日 16時) (レス) id: 7eaa0970ba (このIDを非表示/違反報告)
もちもちぃ - リクエストさせていただきます。 関西ジャニーズJr.の正門君のお話が読みたいです。お願いします (2017年9月16日 22時) (レス) id: dfe2d9490e (このIDを非表示/違反報告)
もちもちぃ - 初コメ失礼します。 私的にはこの作品、好きなので続けて欲しいです! リクエストしてもいいですか? (2017年9月16日 22時) (レス) id: dfe2d9490e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Monaca | 作成日時:2017年8月23日 21時