高橋くんの秘密事 (ページ3)

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偶然の《貴方》ページ3

『ただいま～』

誠「おかえり、どこ行っとったん？」

『んー、友達ん家～！』

誠「ほんまやな？彼氏とか言ったらお兄ちゃん病むで？」

『うるさいなぁー、高音で叫ばんとって』

こんな感じでお兄ちゃんは軽度のシスコン

恭平のこと言ったらどーなるんやろ笑

誠「あ、明日、俺仕事なんやけどA何するん？」

『んー、家でゴロゴロしとく～』

誠「誰か来ても出たらダメやで？」

『はーい』

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翌日

誠「じゃあ、行ってくるな」

『うん、行ってらっしゃい』

このやり取りを終えて数十分後

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

『ん？お兄ちゃんからやん』

『どーしたん？』

誠「あんさ、今日レッスンやなんやけどシューズ忘れてん……ちょっと持ってきてくれへん？多分、俺の部屋あるわ」

『あぁ、これか。で？どこに持っていけばいいん？』

誠「ありがとう！位置情報送っとく！」

『了解』

はぁ、準備するか……

ん？あれ？レッスンってことは、

恭平おる！？

会えるのは嬉しいねんけど

誰にも言ってへんから

ちょっとなぁ……

まあ、ええか