夕暮れ 6 ページ9
風磨)あ?泣いてんじゃん。
そう言って、自分のスーツの裾で涙を拭ってくれる。
風磨)どうりで、今日おかしいと思ったんだよなー。なんも話しかけに来ないし、笑わんし。
どうしたの?
コンビニの袋を持ち替えて、顔を覗きこんでくる。
A)お昼の女の子は誰なの。
風磨)はっ?何が聞きたいんだよ。笑
A)いいから!!
風磨)彼女。
A)えっ?
風磨)とか言ったらどうする?笑
めちゃめちゃ笑う風磨と、泣きつつ怒る私。
A)じゃ、なんで、一緒にいたの?
風磨)うーん。実にバカですね。プレゼントを買ってたんですよ。プレゼント。選ぶの手伝って頂いたんですよ。
A)なんで
風磨)まぁ。上手くいくようにかな。てか、お前こそ、柊さんとどうなったんだよ。ちゃんと、色気使って射止めたのか〜?笑 あ、ごめん。お前色気無いか笑
ケラケラ笑う風磨。
あなたの方が実にバカですね。
A)上手くいくようにってなにさ。柊さんは憧れてるけど、恋愛対象じゃないよ。
風磨)そうだわな。お前なら、柊さんと釣り合わんわな。笑
A)失礼すぎん?笑
ちょっと、喋るだけで結局笑っちゃうんだよなー。
風磨)そっか。
A)いや、だから何がですかい。笑
涙がからからになったところで、風磨が
風磨)やっと笑ったし、今言う。好きです。付き合ってください。
A)なんでさ、、
また、涙が溢れそうになる。
風磨は、顔を赤くして私の手をギュッと握る。でも、どこか不安げな目が私を捕らえて離さない。
風磨)なんでさって。好きだから。
A)………私も、好き。
風磨)それは、オッケイと言うことでいい?
私は黙って頷く。
風磨は、手を握ってないほうの手でポケットから、箱に入ったネックレスをくれた。
風磨)上手くいくようにってこうゆうことね。
A)ありがと。
風磨は、ゆっくりと私を抱き寄せてそっとキスをした。
夕暮れ時から、ちょっと暗くなった夜にあんまりムードの無い道で私達はキスをした。
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えんぴつ(プロフ) - 速水ヒロcv前野智昭love♪さん» 初めまして!コメントありがとうございます!!こんな駄作を待っていてくださってありがとうございます!励みになります!!語彙力無さすぎの私ですが、更新いってきます!! (2018年7月31日 22時) (レス) id: a633e60b8d (このIDを非表示/違反報告)
速水ヒロcv前野智昭love♪(プロフ) - えんぴつさん» 更新頑張って下さい!!続き気になります。 (2018年7月31日 20時) (レス) id: 5e287a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
えんぴつ(プロフ) - 風歌さん» 初めまして!風歌さん!まず、この小説を読んでくださってありがとうございます!これからも、下手くそなりに頑張っていきますので、どうか温かい目でお見守りくださいませ! (2018年6月18日 23時) (レス) id: a633e60b8d (このIDを非表示/違反報告)
風歌 - 面白いです! 続き楽しみにしてます! 更新頑張ってください! (2018年6月17日 22時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんぴつ | 作成日時:2018年5月7日 22時