中2は紅一点！

次回は？ ページ25

カフェでごはんを食べた後。

「ぶらぶらしたいけど…」

瑞「バレるとまた大変だしね」

なんて言いながらいじってたスマホを見せてくる。

…青い鳥の目撃情報か…

––––––––––
@aaaaaaa
原宿にて遭遇
佐藤 彩香
井上 瑞稀
さとみずでプライベートでお出かけの模様です

@bbbbbbb
さとみずと話せた！かっこいいしかわいいし
幸せな時間をいただきました！

@ccccccc
瑞稀に会えたと思ったら彩香もいたし。
瑞稀だってアイツの味方みたいな感じだしさ。
あの2人の関係なんなの？

––––––––––

瑞「関係って言われてもねぇ」

「そう言われてみればなんだろ」

瑞「初めて会ったのいつだっけ？」

「私が入所した時だから…7年前？」

瑞「俺が10歳で、さぁが7歳の時か」

「なんだかんだいってそんなに経ったんだね」

瑞「あの時、さぁめっちゃちっちゃかったよね」

「というか緊張しかなかった。周り男だらけで笑」

瑞「でもその割にはニコニコしてたじゃん」

「そうでもしないと乗り切れなかった」

瑞「ちょっと引きつってたよ、あの時」

「え、嘘！ でも、瑞稀とりょーくんが2人で話しかけてくれて、すごい嬉しかった」

瑞「橋もっちゃんが行こうよ！って言ってきて」

「あーなるほど」

瑞「てかこのあとどうする？」

「まだ時間あるしね」

瑞「行きたいところある？」

「瑞稀は？どこかないの？」

瑞「うーん、どこでもいいや」

「じゃあ…水族館とか？」

瑞「それこそ人いる！」

「めっちゃ気をつけながら笑」

瑞「それ魚とかちゃんと見れる？」

「大丈夫！多分」

瑞「多分って笑」

「それにペンギン見たい！」

瑞「んじゃ、そうしますか！」

「なんか連れ回してるみたいでごめん笑」

瑞「平気平気！それに2人で出かけるの久しぶりだし」

「なら良かった。じゃあ、行こ！」

という事で、2人で水族館へ。

バレないよう、警戒しながら行きました。

水族館では2人で子供のようにはしゃぎまくりました

瑞稀が楽しんでくれているようで何より。

気づけば日も暮れていて。

「やばっ、もうこんな時間」

瑞「そろそろ帰らないと。」

「ん、ちょうど良く電車来るわ」

瑞「タイミングいいね笑」

私の家と瑞稀の家は近所なので2人で一緒に帰宅！

「じゃあまたね！今度はHiHiみんなと行きたい！」

瑞「6人って多くない？笑」

「そこにB少年入れたら12人…」

瑞「バレるわ笑」

「じゃあホームパーティだ笑」

どうやら瑞稀はやる気です。

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