いつか君に会えたら【Fischer's】

21.鈍感で曖昧な ページ23

＿＿＿私は恋をしている




でもそれは麻結に言われただけ




自分でも気づかなかったのに…




というか､本当に恋してるの？




そこも曖昧だもんな〜…




麻結が先走ってるだけかも




きっとそうだ…いや絶対そうだよ…




てか､そうとしか考えられない＿＿＿





?「おーい」


目の前に手のひらが見えた




『あ､シルクさん!』


忘れてた…


私､今事務所にいたんだ…
(麻結のトイレ待ち)



シ「大丈夫？」


『あ…はい!』


シ「モトキから聞いたんだけど､
この間アサと喧嘩したんだって？」

シルクさんは､あのコラボ以来私達のことを呼び捨てするようになった


『あぁ…まぁ､すぐ仲直りしたけど…』


シ「あんまし無理すんなよ？
悩み事だったら俺も聞くし!」



あの事を聞くべきか…


いや､当事者だったらヤバイよな…


うん､分かんない☆


とりあえず今はいいかな…


『ありがとうございます｡
でも今は大丈夫です』


シ「そうか？まあいいか!」


麻「セイ〜､そろそろ帰るよ〜!」


『今行く〜!シルクさんそれでは!!
皆さんにもよろしくお願いします!!』



シ「おう!!またコラボしような!!」


『!?はいっ!!』






考えてみれば､シルクさんといる時
胸は苦しくならなかった


シルクさんは何て言うか兄な感じ



じゃあ誰なんだろう＿＿＿

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