49 JN ページ49
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正直Aの彼氏なんて、ただの肩書きに過ぎないと思っていた。
彼氏なんて、自信を持って言えなかった。
JN「Aどうする？」
部屋割りの時、Aはやっぱりユンギを見ていた。
「じゃあ、ソクジンでいい？」
なのにAは幸せになれない道を選んだ。
好きじゃないのに、見てくれないのに、愛してくれないのに、僕を選ばないでよ…、
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JN「僕を選んで、ほんとによかったの？」
「彼氏だもん、当たり前だよ」
JN「無理してない？」
「してない！」
チャンスを与えても与えても、傷つくだけだった。
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YG「…やっぱ譲りたくねぇわ」
YG「俺、こいついなきゃ無理」
ユンギが決心するから、僕から奪っていこうとするから、僕にだって幸せにできるかもなんて。
「私、ソクジンがいい」
Aは新しく進もうと無理してる。
必ずしも進まなきゃいけないわけじゃない、戻って省みることだって大切なのに。
Aに無理をさせてる自分が情けなくて、いたたまれなくて。
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「なんでそんな悲しい顔するの、？」
「私といる時くらい、笑ってよ」
なんか悲しい顔をしていたらしい。
やっぱり、好きな人を自分から違う人に渡すのって、なかなか簡単じゃない。
JN「僕も笑ってたいよ、」
JN「Aと一緒に笑ってたい」
Aと笑って、泣いて、喧嘩して、愛し合って。
僕にとっての夢だった。
でもそれは本当の幸せじゃないから。
JN「Aは優しいから、僕の手をとったことで自分を責めるかもしれない」
Aはなんでも自分で背負おうとするから。
そんなの昔からだから、わかるよ。
JN「A、僕のこと拒んでよ」
JN「ユンギが好きって、僕に言って」
僕がそう言う間Aは、涙目で違う違うと否定してたけど、違くなんかないよ。
早く言って。
早く幸せになって。
JN「言って、A」
Aはきっと、僕の想いを汲み取ってくれた。
瞳から綺麗な涙を流しながら、気づいてくれた。
僕は、Aが自分の幸せを見つけてくれただけで、十分幸せ。
「ユンギが好きっ…、」
「ユンギしか愛せないの、」
JN「うん、分かってた」
A、今度こそ幸せになって。
ユンギは大事な弟で、Aは最愛の人。
だから応援してるよ。
今までありがとう。
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さくらんぼ - ユンギヤアアアアアアアアーー！！ まじで 可愛い キヨ (2019年6月17日 23時) (
レス) id: c306612a0b (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 空気読めなくて図々しい彼女ちゃんにもはや爆笑 (2018年12月5日 11時) (レス) id: 783d9deaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - もうシムクン(胸きゅん)だらけでやばい…。ユンギ好きこのお話みたいに愛されたい← (2018年11月27日 18時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
moai(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: d5d0b8a583 (このIDを非表示/違反報告)
兎に恋した兎 - このユンギさん推せます。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5d350162f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋 | 作成日時：2018年10月11日 19時
