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JN「みち？」
「あっ…、」
止まっていた私たちに気づいたソクジンが、少し先で私たちを見ている。
いつの間にかマンネラインたちはいなかった。
何があったのかは見られていないみたいだけど、変な雰囲気は察したらしい。
JN「どうしたのユンギ、寒いでしょ？早く温まってきなよ」
YG「…やっぱ譲りたくねぇわ」
JN「…なにが？」
YG「俺、こいついなきゃ無理」
何、どういうこと、
ユンギは私のこと、もう好きじゃないんじゃないの？
ふたりは私なんか知らない感じで、私を挟んで廊下のど真ん中で言い合っている。
普通に迷惑極まりない。
貸切でよかった…よくはないけど。
JN「A、」
「あっはい、」
JN「ここで決めてよ」
「え？」
JN「ここで、僕かユンギか、選んで？」
そう言ってふたりは私の両端に立ちはだかっている。
私はどっちにも行かないで空に飛んでいってしまいたい、なんてばかなことを考えていたけど、なんだか足元はソクジンを向いていた。
やっぱりこれからは、ソクジンと進むべきなんじゃないかなって正直思ってる。
ユンギは好きだし、離れたくない、けど世の中にはさ、しょうがなく諦めなきゃいけないことってたくさんあると思うんだよね。
ソクジンといれば、お互い苦しむことなく幸せだと思った。
そして私はソクジンのいる方に足を進める。
JN「……、」
「私、ソクジンがいい」
YG「…ふぅん」
「ソクジン、ほんとだよ」
JN「そっか、ありがとう。」
安心させようと言った言葉は、余計にソクジンを悲しませたのか、ソクジンの表情は歪んでいた。
ユンギはなんだか余裕そう。
まるでもう、全てを知っているみたいに。
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さくらんぼ - ユンギヤアアアアアアアアーー！！ まじで 可愛い キヨ (2019年6月17日 23時) (
レス) id: c306612a0b (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 空気読めなくて図々しい彼女ちゃんにもはや爆笑 (2018年12月5日 11時) (レス) id: 783d9deaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - もうシムクン(胸きゅん)だらけでやばい…。ユンギ好きこのお話みたいに愛されたい← (2018年11月27日 18時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
moai(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: d5d0b8a583 (このIDを非表示/違反報告)
兎に恋した兎 - このユンギさん推せます。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5d350162f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋 | 作成日時：2018年10月11日 19時
