▽ついにご対面 ページ40
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そんなこんなでガヤガヤしていると思いっきり扉が開いて。
康「なんでめめもラウールも俺置いて行くん!?」
入ってきたのは、Aが何年も愛して愛して止まない向井康二。
『っ…』
隣でAが息を飲んだ。
俺は康二の元へ行く。
翔「康二、A来てるから」
康「あ、来てたん?!ごめんなあ遅れて。初めまして、向井康二です、」
そう言って康二の視線がAに向いて、
康「……え!?」
驚いた声をあげたのは、Aではなく康二だった。
え、なに?!
深「なに、どしたの康二」
康「うわあ、しょっぴーの彼女って君やったんかぁ…」
目「え、知ってんの?」
康「毎回俺のライブとか舞台とか来てくれてたから覚えてんねん。昔から来てくれてたよな?」
『え、あ、はい…』
康「しかもかわいいから覚えてたんやけど…ふっかさんの妹なん?ほんとに?」
深「おい、どういう意味だよ」
待って待って、頭が追いつかない。
つまり、
翔「康二はAを認知してたってこと?」
康「せやで!いつも見つけたらファンサしに行ってたで」
そんな偶然があんのかよ。
そう思いつつ隣でなにも発しないAを見ると、
翔「号泣かよ」
Aは静かに号泣してた。
まあ、そうか。
何年も応援してた推しに実は認知されてた、なんて。
俺にはわからないけど、Aにとっては考えられないくらいすごいことだよな。
俺は涙するAの頭にそっと手を置いた。
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かのん - 毎日みきさんの作品読んでます! (2023年1月12日 19時) (レス) id: 360f114e9a (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - みきさん» 分かりました!!これからも更新楽しみにしています!! (2020年11月2日 16時) (レス) id: 522d80f2d1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - しーさん» コメントありがとうごさいます!申し訳ありませんが今はリクエスト募集してませんので、今後募集した際によろしくお願いします…! (2020年11月2日 10時) (レス) id: e09f05baf2 (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - こんにちは!楽しく読まさせていただいています!!あの、リクエストしてもよろしいですか、、、? (2020年11月1日 18時) (レス) id: 522d80f2d1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ふぃーるさん» コメントありがとうございます!嬉しすぎます!!これからも更新頑張ります(^^) (2020年11月1日 0時) (レス) id: e09f05baf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき | 作成日時:2020年10月21日 19時