深澤先輩の噂の彼女【2】

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目「シフト終わったら、ちょっとでいいから俺と一緒に文化祭回ってくんない？」



真剣な目をしている目黒くんと、ちょっとの間見つめ合う。

あ、そういえば前ちゃんがシフト終わったら1時間くらい中学の友達と会うって言ってたっけ。

私はその間1人になるから暇だ。



『うん、いいよ！』



私がそう答えると、目黒くんはホッとしたような顔で笑った。



目「よっしゃ、じゃあ残りも頑張る！」

『おー！』



ということで、この後は目黒くんと回ることになった。



戻るとまだまだ店は大忙し。

目黒くんは女子大生のお姉さんたちに囲まれてるし、すごいモテっぷりだな。


なんて観察していると、パタパタ走ってくる前ちゃん。



前「いやぁ〜絡まれちゃった！大変大変！！」

『え！大丈夫？』

前「向井くんが助けてくれたから大丈夫〜Aも気をつけて！」



前ちゃんは可愛いからだけど、私なんてナンパする人いないしなぁ。

なんて思いながらホールに出る。


すると、



「お姉さんかわいいね！仕事終わったらどっか行かない？」



後ろから声をかけられた。



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