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試合当日。
バスの中はいつもの何倍もソワソワしている。
荷物を全部のせたのを確認し、人員点呼し、出発する。
私はいつも通り、2列目の1人席に座る。
イヤホンでナオト・インティライミのBraveを聴きながら窓の外を眺める。
うん、いい緊張感を保ててる。
私はマネージャーである前に、チームの一員。
選手の気持ちにならなければ。
いつも練習試合の移動では寝ているとしみつも今日は起きているようだった。
また眉間にシワがよってる。
そんな姿にクスッと笑ってしまった。
‐無理して我慢して生きてても
明日はやってくるけど笑えない
誰かと比べる必要なんてない
キミはキミのままでいいんだよ‐
としみつはとしみつのままでいい。
歌詞に乗せてそう思わせてくれた気がした。
会場に着くと試合をしている高校の声が聞こえる。
荷物を指定の場所に置き、スコアブックを持つ。
髪を結び直して気合いを入れる。
よし、大丈夫。彼らは強い。
アップをして、そろそろ前の高校の試合が終わる頃だろうという時間になる。
大翔「じゃあ、エンジンでも組むか」
部員1「えー、はずぅー。笑」
部員2「たまにはいいじゃん笑 雰囲気雰囲気！」
彼らのそんな姿を見ながら急いで持ってきたカメラに収める。いい写真。家に帰って現像しよ。
そんなふうに考えてる時、
と「A！」
ふと名前を呼ばれる。
手招きされてるけど、これは…
仲間に入れてもらえるのかなと思い、部員達の近くに寄っていく。
その瞬間、
『うわっ！』
としみつに肩を引っ張られる。
…不覚にもドキッとしてしまった。
と『仲間だら？』
まだ何も始まっていないのに泣きそうになった。
そして大翔の声掛けにより、
私たちの夏が始まった。
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Chaco(プロフ) - みぃさん» 私の作品がみぃ様の刺激になれたことを嬉しく思います。これからも愛読させていただきますね！ (2021年3月1日 11時) (
レス) id: 18abaab481 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - Chacoさん» コメントありがとうございます。そうです！そのみぃです！Chaco様の作品に刺激されて私も書いてみようと思い書いてみました！好きって言って貰えると凄く嬉しいです…。ありがとうございます！ (2021年2月28日 9時) (レス) id: 6a3ff33921 (このIDを非表示/違反報告)
Chaco(プロフ) - こんにちはChacoです。もしかして私の作品にコメントくださったみぃ様でしょうか？お話とっても好きです。更新頑張ってください！ (2021年2月28日 8時) (レス) id: 18abaab481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2021年2月24日 22時
