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寒さが強くなってきた11月終わり頃。
高校生最後の体育祭、文化祭が終わって
クラスでも受験ムード真っ只中だった。
私は推薦入試を受けた。
専門学校ということもあり、既に合格まで決まっている。
そして私は東京へ進学を決めた。
最初にAにその話をした時はかなり驚いていたけど、涙目になりながらも頑張ってと応援してくれた。
てつややしばゆーなどは勉強の邪魔になりたくないので伝えていない。
あれ以来私はずーっととしみつを避け続けた。
話さない訳ではないが、一緒に帰ることは無くなった。
行きもばったり会うことの無いよう時間をずらした。
悲しくないわけではなかった。
でも、いい加減諦めようと思っていた。
進学先を東京に決めたのはそれが原因でもある。
大翔「よっ！」
相変わらず大翔とは仲が良かった。
兄妹のような感じで、お互いが異性としてみていないので気軽に話しやすかった。
大翔も推薦で大学進学を決めており、県で最も野球の強い大学に行くらしい。
顔良し、性格良し、背高い、文武両道、という高スペック、更には気遣いができる優しいやつだから女子人気も高い。
大翔「最近としみつどー？」
…前言撤回、気の使えない嫌な奴。
彼はふうか以外にとしみつのことを好きなのを知っている人物だ。
『みんなその質問するよね』
大翔「えー？だって気になるやん？」
『それ性格悪い質問だから。』
大翔「まぁどんな様子かはだいたい察してるけどね」
そんなあからさまな態度とってたのか。と、少し反省する。
でもそうでもしないと…。
あの日を思い出して顔が熱くなる。
すると大翔が意味のわからないことを言い出した。
大翔「じゃあ、俺と付き合う？」
『は？！』
大翔「うるせぇ声デケェよ笑」
『あ、ごめん。』
教室だったのを忘れてた。
いや、教室でこんなことを言う大翔が悪い気がするけど。
え？どういうこと？告白されたの？え？
で、でも、大翔はふうかのことが好きなはず。
混乱する私がみてとれたのか、爆笑している。
『…からかってるでしょ。』
大翔「その反応は面白すぎるだろ笑」
『うざっ！』
そう言って2人で笑った。
私が暗い表情をしてたから笑わせてくれたのか。
やっぱ、気の使える良い奴だね。
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Chaco(プロフ) - みぃさん» 私の作品がみぃ様の刺激になれたことを嬉しく思います。これからも愛読させていただきますね！ (2021年3月1日 11時) (
レス) id: 18abaab481 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - Chacoさん» コメントありがとうございます。そうです！そのみぃです！Chaco様の作品に刺激されて私も書いてみようと思い書いてみました！好きって言って貰えると凄く嬉しいです…。ありがとうございます！ (2021年2月28日 9時) (レス) id: 6a3ff33921 (このIDを非表示/違反報告)
Chaco(プロフ) - こんにちはChacoです。もしかして私の作品にコメントくださったみぃ様でしょうか？お話とっても好きです。更新頑張ってください！ (2021年2月28日 8時) (レス) id: 18abaab481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2021年2月24日 22時
