記憶が消えるあの日まで、【歌い手】2

あの日から11日 ページ17

ジェルside


今日は俺の番。なんかさっきるぅとから

「昨日、ころちゃんと顔合わせてないので一緒に
行ってもいいですか？」

とLINEが来た。


まあ、別にええけど。


ってことで集合時間に

俺はるぅとの家に行った。


ピーンポーン


る「はーい、……ジェルくん！じゃー行こ！！」


ジ「おー。……ってなんで昨日ころんに合わなかったん？」


俺はるぅとが運転している車に乗りながら話しかける。


る「え？…だってころちゃん、リハビリ頑張って
たんだもん。……うん。」



ジ「あーそうなんか。今日は部屋にいるとええな。」


る「そうだよね！」




車を走らせて10分。病院に着いた。



ジ「えっと、ここの部屋？」



る「うん。そーだよ。じゃー入ろ」



失礼しまーすと、声を揃えて部屋に入ると
ころんがいた。


る「あっ、ころちゃん！！」


こ「え？！今日は2人？！…ありがとう。」


ジ「足は大丈夫なん？」


こ「うーん。まあ、リハビリして頑張ってるよ。」



る「……本当に。ちゃんと車来てるか見てから
渡ってください！！」


ジ「るぅとの通りだよ！ちゃんと見てから渡れよ。」


こ「ごめんごめん、、」



る「もう。…じゃーそろそろAちゃんのところ
行ってきますね。」


こ「いってらー」


ジ「バイバーイ！！」



るぅとについて行くとAちゃんの部屋に着いた。


ころんの部屋から近いなぁ。


る「……入ります。失礼しまーす。」


ジ「失礼しまーす。」



中に入ると未だに寝てるAの姿があった。



隣にはお花が飾られてある。



あれ？スイートピーて確か花言葉……


る「…………Aちゃん。早く帰ってきてくださいね。」



そう言ってるぅとは優しくAの手を握った。



る「みんな待ってますから。Aちゃんが
帰ってきたらまたライブしましょう。」


るぅとはAから手を離して俺の方をみた。


る「……言いたいこと吐き出していいですよ。
Aちゃんはちゃんと聞いてくれますから。」



俺はるぅとに言われるようにAの手を握りながら
話し始めた。


ジ「………記憶喪失なったのはスタッフのせいだと
ずっと思ってた。でも、救えなかった俺らがいけないことがだんだん分かってきたんだ。…ごめんな」


Aの手は優しい気持ちでいっぱいだった



………………………………………
作者でーす！！！


課題おわりましたぁぁ！！！！


褒めてぇ(´；ω；｀)


これからも更新頑張ります！！！！

ごめんなさい→←あの日から10日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す