記憶が消えるあの日まで、【歌い手】2

あの日から10日 ページ16

るぅとside

今日は僕の番。


ころちゃんはAちゃんと、同じ階に病室あるって

言ってたから先にころちゃん見に行こうかな？



る「えっと、……ここかな。失礼しまーす。ころちゃーん？」


病室の中を見てもころちゃんの姿はない。


………リハビリ？


僕はリハビリ施設がある、3階へエレベーターで
向かう。



る「…………あっ、いた！！ころちゃん！！！」


こ「……っ、いっ……て。」




あ、リハビリ頑張ってる……。どうしよう。


…………邪魔しちゃだめだよね。


僕は静かにエレベーターへ向かった。



ころちゃんに何も言わないで帰るのは嫌だから

ころちゃんの部屋に「頑張って！」と書いた

手紙とお茶を置いてった。




次は……Aちゃんか。


僕はAちゃんのお見舞いに行ったことがなかった。


る「…………失礼しまーす。」


Aちゃんは、ベットの上で寝ていた。

隣の机の上には、綺麗なお花が飾られてある。


る「………Aちゃん。体調大丈夫？」


別に寝てるんだから質問しても意味無いか。


「…………………ぅん……」


……え？


窓を見ていた僕はAちゃんを見る。



でも、起きている訳ではなく寝言だったよう。



る「………寝言で返事してくれたのかな。
ありがとう。」



気づかないうちに僕は


嬉し涙を流していた。




………………………………

あとから気づいたんですけど

誤字多すぎました……。


書いていた時頭痛かったからかなぁ？


すみません。これから気をつけます！

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