記憶が消えるあの日まで、【歌い手】2

あの日から9日 ページ13

莉犬side


ころちゃんは、Aと同じ階に病室がある。
今は起きてるらしいけど……。ころちゃんの
方を先にお見舞しに行こうかな。


ガラガラと音をたてて部屋に入る。


り「……ころちゃあん？」



こ「うえっ。あっ！莉犬くん。来てくれたんだ。」


ころちゃんはベットの上でお昼ご飯を食べていた。


り「たっ、体調は……？足も………」


こ「……体調はいいけど。足は骨折しただけでね、
すぐは治らないけど、」


り「………心配したんだぞ！！！！事故なんかおこして！！」


ころちゃんは無理してるんじゃないかと心配になる。


り「もう……。早く帰ってこいよぉ。」



こ「ごっごめん。でも、足骨折しただけで良かったよ。」



り「……そうだけど。ちゃんと車来てないの
見てから渡ってよ！だから事故起きたんじゃん！」


こ「はい。すみませんでした。」


り「もう……。じゃーAのところ行ってくるね」


こ「行ってらっしゃーい。」



ころちゃんは昨日事故起こしてないくらい元気
だったんだけど……。ある意味心配だよ。



り「………着いた。A〜。お見舞いに来たよ！」


ベットの隣にはお花が沢山飾られてある。



り「昨日さぁ、ころちゃん事故にあっちゃったんだよ。でも、足骨折しただけで良かったよ。」


俺はAの手を握りながら話す。

そうした方が落ち着くから。



り「…………早く帰って来てね。」




そう言って席をたとうとした。






ギュッ




その時
俺は手を握られた。




「……………り…い……ぬ……く…ん。」






そして俺の名前を読んでくれた。



俺はびっくりした。



記憶喪失なってるはずなのに、

なんで俺の名前を覚えてるんだろう………。



俺は嬉しすぎて涙が出てきた。






いーよA。もう少し一緒にいよう。


俺は手を握りながらAと2時間くらい


ずっと居た。


…………………………………………………

作者です。ういー。


課題が終わらなくて萎える。


なので現実逃避するwww



えっとね、



お星様が、あともう少しで100なんです。



はい。



やばいです。




だって、およそ350人にお気に入りされて、


およそ100人に評価いただくってやばいですよ？！





………(´；ω；｀)ありがとうございます。





これからも頑張ります！！！！



よろしくお願いします！！！！

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