愛する人はマネージャー【さ.と.み.】

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さっきさとみくんからこんなLINEがきた。

さとみくん9時に迎えに行くね。

現在8:50

あ、ご飯食べ終わった時間とかじゃなくて。

今起きました。

ご飯食べてません。メイクしてません。

髪の毛セットしてません。着替えてません。


急ご。

やばいやばいとか急いでいたら玄関のチャイムがなる。

それと同時にさとみくんからLINEが来た。


やっっっっっっっっべ。

一応、待たせちゃダメだから入れてあげる。


「……もしかして…今起きた？w」

玄関で私は土下座する勢いで謝った。

『……ごめんなさい！今から準備するから待ってて…』

そう言って部屋に入るとさとみくんも入ってきた。

「……お？」

『……お？wまってまってw入ってこないでw』


「なんでー。…てか、A今日何着るつもりだったの？」


そんなこと言いながらクローゼットを探る。


『えー…その水色のやつ…』

「えぇ！！！こんな肩出てるやつ？！しかも水色だし…‥ったく。なんでピンク着ようと思わねーんだよ〜。」

さとみくんは髪の毛のセットをしている私の肩に手を乗せてきた。


「可愛い顔してますね〜。肌がツヤだってますよ。」


『あはは〜、おかげさまで。』


「今日は俺色の服買おうな？」

私の顔を覗いてくる。

『じゃーオソロでね？』

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