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柚「…Aちゃん逃げよう」
「はい…っ」
柚杏さんは私の手を取ると、その場から逃げるように早く歩く。
きっと、あの先輩がターゲットになってしまったんだと分かるのは恐らく柚杏さんと私だけ。
…まだ続けるつもりなんだ。
結局…屋上へと続く階段に避難。
美術室からはかなり距離があるので、見つかるようなことはないだろう。
ただ、屋上に辰哉くんたちがいるはずだからこうやって逃げてきたなんて知ったら大変なことになる。
…私の位置情報はバレてるだろうし、半ば強引につけられたこのブレスレットが示す辰哉くんの位置情報は屋上だからいろいろ…やばいかな。
柚「はぁ…はぁ…大丈夫？手首痛くなかった？」
「大丈夫です…」
柚「アイツを…警察に送らない限りは永遠に続いてしまうのかな…」
力無く笑う柚杏さんに心が痛む。
実の弟のしてきたことは間違いなく、警察沙汰になるレベルのことだから。
柚「どこで…間違ったんだろ」
「柚杏さん…」
柚「なに？」
「…なんで紫音くんはあんなことをするようになったんですか？最初からじゃ…ないですよね？」
そう聞けば、柚杏さんは顔を顰める。
…マズイことを聞いてしまっただろうか。
「あ…言いたくなければ無理に…」
柚「大丈夫、私が覚えてる範囲でよければ話すよ」
「すみません…無理やりみたいで」
柚「ううん、いつかAちゃんに話すべき事だと思ってたからさ」
「え…」
それは…どういう意味合いでだろうか。
軽傷だったとはいえ…被害を受けた人として？
？「それさぁ、おれらも聞いていーい？」
屋上に続く階段にいてしまったのが原因だった。
そりゃそうだ、位置情報が筒抜けなんだから。
柚「え…深澤くん？それに渡辺くんにさっきの…後輩くん…なんで」
深「んふふ」
渡「うげ」
岩「…」
辰哉くんだけ満面の笑みで怖い。
「…っ」
柚「えっと…Aちゃんどういう関係なの？」
「えっと…」
深「あは、おれ、その子の彼氏。んで、なべはその子の幼なじみでひかるはその子のボディガード」
淡々と説明しているけど、辰哉くんには是非とも柚杏さんの顔を見て欲しい。
柚「はい…？」
ポカンとしてるw
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mimo(プロフ) - よちよちさん» もし、鍵垢ではない垢からのリクでしたら、フォロー内容確認させて頂いております。そこで⛄️さん関連の公式垢をフォローしていなければ承認しております。鍵垢（閲覧垢）でしたら再度リクエストを送って頂けると助かります。 (5月19日 11時) (
レス) id: 8aa738fca0 (このIDを非表示/違反報告)
よちよち - 何度もすみません！どうやったら、溢れんばかりの愛情読めるようになりましか？ (5月19日 6時) (レス) @page18 id: 2b7a3b4535 (このIDを非表示/違反報告)
mimo(プロフ) - よちよちさん» 初めまして。プロフィールに載せているリンクのプロフカードに記載の条件を満たしてる方のみ承認しております。先程来ていた分の承認を行いましたのでご確認して頂ければと思います！ (5月15日 21時) (レス) id: 8aa738fca0 (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - すみません！溢れんばかりの愛情を読みたいのですが、Twitterのフォロー申請の許可をしていただけないでしょうか？よろしくお願いします (5月15日 20時) (レス) @page16 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
mimo(プロフ) - ゆーさん» 初めまして。読んでくださりありがとうございます！記載抜けてましたね💦 アカウントですが、『この小説の説明文のAttentionの下』に記載しておりますのでそこから検索をかけて頂ければと思います！ 引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです！ (5月15日 19時) (レス) id: 8aa738fca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimo | 作成日時：2023年5月7日 11時
