ミモザアカシア 〜part2〜

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30分後、井ノ原さんの熱烈な抱きしめから開放された岡田さん(笑)



准「い、イノッチ…。」



快「岡田ぁ！何だよ、そんなに元気をなくして。」



昌「いや、お前の力加減のせいだろ(笑)」



快「あ、そうなの？」



博「岡田は何回も苦しいって(笑)」



快「え、全然聞こえなかったよ〜！」



准「はぁはぁ……」




あれだけ、鍛えてる岡田さんでさえ呼吸を整えようとしてる。
相当、井ノ原さんの抱きしめ具合が凄かったんだなと思う(笑)




准「そ、そ、それで、Aちゃんは、バイト、どない、するん？」




息を切らしながら私に聞いてくる岡田さん。
正直悩むところなのだ。
塾の先生なんてしたことないし…
でも、折角のご好意だしな…



博「Aちゃん？あんまり深く考える必要はないよ？」



A「え？」



博「岡田がバイトに誘うってことは、Aちゃんの学力を分かってて聞いてるってことだから。でしょ？」



准「長野くんってそういうところ、鋭いねんな(笑)」



昌「まぁそういうことだ(笑)」



健「Aに教えてもらいたいよ〜」



快「あ、ずりぃーぞ！おれもおれも！」



昌「お前らはもう大学生だろーが(笑)」



剛「アヒャヒャヒャ(笑)」



准「どないする？」



A「はい！是非お願いします！」



准「決まりやな♪」



博「岡田、よかったね♪」



准「そうやな。」




こうして、私は岡田さんがいる塾で先生としてバイトを始めることとなった。

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