68話続き【H.Nのターン】�� ページ48
【Aside】
私は長野さんと井ノ原さんに連れられた階の上に来ている。
長野さんは優しそうな表情を崩さずに、私の方へと向き直した。
だけど、今の私にはその優しい顔が怖いと感じてしまうのだ。
博「Aちゃん」
私の名前を呼ぶ長野さん。
愛おしそうに私の名前を呼んでくる。
博「僕ね、ずっとAちゃんのことが好きだったの。でも最初はね、この気持ちを隠したままでいようと思ってた。」
どこか苦しそうに話し始めた長野さん。
彼は「自分以外の5人に幸せにしてもらうべきだ」と思ってずっと自分の本当の気持ちを我慢していたという。
博「でもね？もうそんな考えはやめたんだ。」
そう言って長野さんはわたしの手首を付近を優しく掴んで優しく胸元へと引き寄せた。
長野さんの顔を見るために上を見上げた。
博「これからずっと僕がAちゃんのこと守ってあげたいって思った。2人だけの世界でたくさん愛したいって。」
そう言って私の唇に甘くて優しいキスを落とした。
博「もしね、僕のこと選ばなかったらね…」
「……？」
私は首を傾げた。
でも何となく嫌な予感というか怖い予感しかしない。
すると下の方で「ガチャ」という何かがしまった音がした。
私はゆっくりとしたに視線を移すと、私の手首と長野さんの手首が手錠によって繋がれているようにみえる。
というか、繋がれていた。
そして表情を崩さないまま、顔を近づけて私の耳元へと唇を寄せてきた。
博「おれのことちゃ〜んと選ぶようになるまで、ゆっくりとその純粋(ピュア)な魂に刻みつけてあげるから。『Aが愛していいのはおれだけだ』ってね♪」
さっきの坂本さんと話していた時の声だ。
普段よりも低い声。
なのに顔が笑っているというどう考えても危ない状態。
博「それくらい大好きなんだ僕。Aちゃんはこの世界で1番大切なお姫様なんだから♪」
そう言って、手錠で繋がれている方の手首を、長野さんの手錠で繋がれていない方の手で掬いあげられてそのままキスを落とされた。
まるで、どこかの童話に出てくるような王子様みたいな風貌で。
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月夜(プロフ) - ありがとうございます！更新頑張って下さい！ (2019年2月10日 18時) (
レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
Mihiro(プロフ) - 月夜さん» お返事ありがとうございます♪ 今頂いているリクエストが書き終わりましたら、UPさせて頂きます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 8d8b45888e (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 主人公が完全に浮気するのほうでお願いします！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
Mihiro(プロフ) - 月夜さん» こんばんは、初めまして♪ リクエストありがとうございます♪ 了解致しました。では「主人公が完全に浮気する」「主人公が浮気をしたとまーくんが誤解する」どちらでお書き致しますか？ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 8d8b45888e (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - まーくんがそれを問い詰める感じのシチュエーションでお願いします！ (2019年2月10日 17時) (レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mihiro | 作成日時：2019年1月14日 12時
