�� ページ25
【Aside】
坂本さんはゆっくりまた私に近づいてきた。
私は「来ないで…」と言うも、聞く耳を持たずに近づいてくる。
昌「なぁ、俺はお前のことが大好きなんだよ。もうお前しか目に入らねぇんだ。だから、お前も俺の事だけ考えろよ…。」
そう言って今度は頬に軽くキスをしてくる。
そしてそのまま涙をペロッと舐められる。
時折「あめぇな…」と呟きながら、涙を吸い取っては舐めて…吸い取っては舐めてを繰り返してくる。
動けない私はされるがまま。
もう一度抜け出そうと試行錯誤してみるけど、余計に痛みが増しただけだった。
昌「逃げようとしても無駄だ。もうお前は俺から逃れられないんだから。」
そう言い切る坂本さん。
私は赤みが酷くなってもいい覚悟で暴れた。
坂本さんは私のその行動が予想外だったのだろう。
かなり驚いていた。
するとそこに聞き覚えのある、柔らかい声の持ち主と威勢のある声の持ち主が走ってきて叫んだ。
博「Aちゃん！！」
快「A！！」
夕ドロのお2人が…来てくれた…。
だけど2人とも、口の端から血が出ていて顔もほんの少しだけ赤みを帯びていた。
どれだけ強く殴られていたのかが分かるぐらいに。
博「坂本くん、そこまでだよ。彼女を…Aちゃんを解放して。じゃないと、僕は僕で手段を考えないといけない。」
あまり怒るイメージのない彼が、今は怒りを全面的に出しているような気がした。
それに怯むことなく、坂本さんは言う。
昌「なんだよ、まだ生きてたのか？」
博「死ねない。あんな弱っちいパンチじゃ。」
快「ホントだよ。坂本くん腕落ちた？」
夕ドロの2人が坂本さんのことをいじっていた姿は見覚えがあるけど…これは本気でぶつけているんだ、と確信した。
昌「ちっ。ゴチャゴチャうっせぇーんだよ。Aは俺のモノだから。手を出すな。」
そう言って坂本さんは2人に宣言した。
だけど、そんなことを黙って聞いている2人ではないことは知っている。
博「悪いけど、彼女は僕のモノだよ？」
快「あぁ、おれのモノだから。」
ん？ん？
私は発言に引っかかった。
『僕のモノ』『おれのモノ』…？
昌「は？お前ら協力してるくせに自分のモノだって言ってんのか？(笑)」
坂本さんはそれがおかしくわらっている。
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月夜(プロフ) - ありがとうございます！更新頑張って下さい！ (2019年2月10日 18時) (
レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
Mihiro(プロフ) - 月夜さん» お返事ありがとうございます♪ 今頂いているリクエストが書き終わりましたら、UPさせて頂きます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 8d8b45888e (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 主人公が完全に浮気するのほうでお願いします！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
Mihiro(プロフ) - 月夜さん» こんばんは、初めまして♪ リクエストありがとうございます♪ 了解致しました。では「主人公が完全に浮気する」「主人公が浮気をしたとまーくんが誤解する」どちらでお書き致しますか？ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 8d8b45888e (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - まーくんがそれを問い詰める感じのシチュエーションでお願いします！ (2019年2月10日 17時) (レス) id: 60c906c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mihiro | 作成日時：2019年1月14日 12時
