ミモザアカシア 〜part2〜

63（J.O side） ページ17

イノッチの強烈な抱きしめ行為は未だに慣れへんわ(笑)


オレが何回も『苦しい』言うてんのに抱きしめてきて(笑)
でもなオレ、イノッチって時折可愛いって思うねん。
トニセンやから、お兄さんポジションではあるんやけどトニセンの中でも末っ子やから。
だから、オレらカミセンとじゃれ合う時って何か幼いやないけど…なんて言うか(笑)


そんなこと言うてる場合ちゃうちゃう(笑)
Aちゃんのバイト話や。
オレは息を切らしながらもAちゃんに聞いてみた。


彼女は悩んでいるようだった。
まぁ確かにオレも最初は悩んだしな…。


そんな彼女をみた長野くんが彼女に優しく言葉をかけた。



博「Aちゃん？あんまり深く考える必要はないよ？岡田がバイトに誘うってことは、Aちゃんの学力を分かってて聞いてるってことだから。でしょ？」



ヒロシ…さすがやわ(笑)
オレ、優しくて何でも分かってくれるヒロシが大好きやねん…！
って、なんで今オレはヒロシへの愛を語ろうとしてるんやろ(笑)
まぁそれはまた今度(((するねんな(笑)


彼女が返事をする前に、イノッチや健くんは彼女がに教えてもらいたいと声を上げる。
それをすかさず突っ込む坂本くんと、ただ笑い続ける剛くん。
優しく見守る長野くん。
やっぱ、オレこの人ら好きなんやな(笑)


そんな光景を他所に彼女はバイトを始めると言ってくれた。
正直嬉しかったんやで？
人不足ってのはあったんやけど、何より…可愛いAと同じバイトが…ってオレは今…。

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