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ただ1人を除いて
人がいなくなったスタジオ。
宮「帰らないの？」
『もう少しやっていこうかなって思って』
そう言うと、考える素振りをみせる宮舘さん。
何か用事でもあるのだろうか
時計をちらりと伺うと、こちらに振り返る。
宮「じゃあ、バク転教えようか？」
『……え…』
宮「どうせ1人で練習するつもりだったんでしょ？」
『…まぁ……』
宮「見てくれる人いた方がいいしね。
本番前に怪我されても困るから」
『じゃあ、お願いしてもいいですか？』
宮「もちろん」
ふわりと微笑んだ宮舘さんを見ながら、
絵になる人だなぁと思った。
『舘様』
宮「…ん？」
『これからそう呼んでもいいですか』
宮「ご自由にどうぞ」
また、ふわりと。
実は呼んでみたかった、その愛称。
笑った顔は和やかで
実はいい人なんだなと、知った。
『それにしても、どうして急に？』
宮「…俺は、阿部みたいに
君のことが嫌いな訳じゃないよ。
ただ、SnowManに入るとなると話が違うなってだけで」
『…気づいてたんですね』
宮「あれは、誰だってわかるでしょ」
翔太にだってわかったんだもの、と
笑いながら言った舘様。
そうか、メンバー全員が
私のことを嫌ってる訳じゃないのか。
こうやってちゃんと向き合ってくれる人がいる。
嬉しくて、思わず微笑んだ。
そんな私を見て、舘様は驚いた顔をした。
宮「笑ってるの、初めて見た」
思えば確かに、
彼の前で笑ったのは初めてかもしれない。
宮「…君は、笑ってる方がいいよ」
『そう、ですか？』
宮「うん」
目を見合って、微笑み合う貴方と私。
ここ数日で、一番穏やかな時間を過ごしている。
宮「誰だって、やっぱり笑顔が一番綺麗だ」
そう、舘様が呟いたことを
私はまだ知らない＿＿＿。
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コンビニの肉まん。(プロフ) - ゆずさん» ご指摘ありがとうございます！私の確認不足でした。申し訳ありません！ (2020年2月16日 5時) (
レス) id: 7b93b0eb01 (このIDを非表示/違反報告)
コンビニの肉まん。(プロフ) - りのさん» ありがとうございます！続編へと続きました！これからも暖かく見ていただけると嬉しいです！ (2020年2月16日 5時) (レス) id: 7b93b0eb01 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 平野は2012年入所ですよ、、、すみません。読んでて気になってしまったので、、 (2020年2月15日 21時) (レス) id: bdc62ece99 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 最近snowmanのファンになってすっごく面白いですこれからも更新頑張ってください！ (2020年1月31日 18時) (レス) id: a2d6185455 (このIDを非表示/違反報告)
コンビニの肉まん。(プロフ) - milkmilkmilk723さん» ほんとですか！私も阿部ちゃん大好きです！これからたくさん絡ませていきたいと思います！ (2020年1月31日 15時) (レス) id: 7b93b0eb01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空。 | 作成日時：2020年1月14日 21時
