カノジョのトナリ�� ページ5
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「Aちゃん」
「ん？あれ、まだ寝てないの？」
「んー、…いや、なんとなく」
「早く寝なよ、明日５時起きじゃないの？」
「Aちゃんは寝ないの？」
「あぁ、…うん」
「…なにそれ」
「…台本」
「ドラマ…？いま、ドラマ撮ってるっけ…？」
「ううん」
「映画？一昨日クランクアップしなかった？」
「したよ、次のやつ」
「え、お前、また映画出んの？」
「うん」
「マジか、身体壊すなよ？」
「ありがと。優斗くんもね」
「俺は、まあ、体力だけはあっから」
「はは、そっか」
「なー、隣座っていい？」
「いいよ、おいでおいで」
「犬みたいに扱うなぁ？(笑)」
「ユウト！おいで！お座り！」
「んははっ、ま、いーけど(笑)」
「で、眠れないの？」
「んー、まあ。そんなとこ。幸せすぎて寝れないっつーの？」
「はぁ？」
「嘘だよ、いや、嘘じゃねーか」
「ねえ、重い」
「いいじゃん、肩くらい貸してよ」
「頭詰まってないのに重いね、優斗くんの頭」
「悪口？」
「褒めてる」
「絶対褒めてないよな？(笑)」
「まあ、今日は許してやろう」
「ありがとうございまぁす」
「優斗くんが甘えるの珍しいからね」
「いいんでしょ？甘えても」
「ドラマクランクアップするまでね」
「えー、終わってもダメ？」
「まあ、別に。たまになら。」
「なぁ」
「ん？」
「俺が言うのも変だけど。倒れるなよ」
「…」
「台本。それだけじゃないよね？」
「…俺の気のせい？」
「…じゃないかな」
「だろ？」
「…ありがと、心配してくれて」
「こちらこそ。お前のお陰でいまめちゃくちゃ楽しいわ、」
「ふふ、そっか」
「なぁ、」
「………」
「……Aちゃん？」
「………」
「え、寝たの？マジで？」
「………」
「ふは、かわい」
.
「ねえ、優斗くん」
「ん…？」
「誰が同じベッドで寝ていいって言った？」
「え、俺…、寝ちゃってた…？」
「あれ、まってわたし、」
「ソファでそのまま寝ちゃったから俺ここまで運んだんだけど…俺もそのまま寝ちゃったぁ」
「もー、くっつかないでよぉー、」
「もうちょっと寝たい〜…」
「おい！どこ触ってんの！もう５時だよ？！」
「え、嘘？！」
「うそー、まだ４時半でしたぁ」
「はぁ？！じゃあ、もうちょっと…」
「おい！抱きつくな！起きろ！」
「もうちょっとぉ〜(笑)」
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まみみ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！幼馴染みの橋本くんが報われるといいなぁ (2022年4月6日 14時) (
レス) @page27 id: c26bea1767 (このIDを非表示/違反報告)
miso.(プロフ) - 作ちゃん落ちがいいなー (2022年3月31日 1時) (レス) @page11 id: 9507af58bb (このIDを非表示/違反報告)
ききめろ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！夢主と橋本くんが良い関係になるといいなぁ♪ (2022年3月10日 0時) (レス) @page4 id: c309b3e706 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 素敵な作品ですね！ストHiHiも好きなので嬉しいです！！( ´ー`)これからも頑張ってください！ (2022年3月9日 6時) (レス) @page3 id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年3月8日 18時
