04月24日 ページ7
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「あ、橋本くんだ」
涼「あ、Aちゃん」
「お疲れさま。部活終わったの？」
涼「いま終わった〜」
「今日、深澤先輩きてたもんね(笑)」
涼「そうなんだよぉ〜」
「おつかれさま。」
涼「ありがと。あ、それ持つよ？」
「あ。大丈夫大丈夫。こんなのいつものことだから」
涼「いつものことでも、今日は俺がいるんだから。俺が持つよ？ほら、貸して」
「あっ、ごめん。ありがとう」
涼「これどこまで運ぶの？」
「グラウンドの倉庫まで…」
涼「おっけー」
「部活終わって疲れてるのにごめんね？」
涼「いいのいいの」
「来週だっけ？試合、頑張ってね」
涼「ねえ、今週末だよ？応援来てくれるんじゃないの？(笑)」
「……」
涼「？」
「今週末だっけ？試合、頑張ってね」
涼「ちょっとまってなんで１回目なかったことにした？(笑)」
「バレた(笑)」
涼「バレてるよ(笑)で、来てくれるの？」
「行くよ。だって浮所がうるさいし」
涼「あー(笑)」
「Aが来なかったら死ぬ！負ける！無理！ってうるさいから」
涼「言ってたね(笑)」
「そんな言わなくても行くっつーのに、かわいいねえ」
涼「なんだかんだでAちゃんも浮所のこと好きだよね？」
「すきすきー」
涼「棒読みじゃん(笑)」
「でも浮所のこと最初はめちゃくちゃ怖かったけどね」
涼「あー、最初ね。いつも一人だったよね、浮所」
「わたしも怖かったよ最初。なのに隣の席になっちゃって」
涼「そういえば気になってたんだよね、なにがきっかけで仲良くなったの？」
「席替えして早々、教科書を3日連続忘れたの。で、隣の席だったから、まあ毎日見せてもらうじゃん？」
涼「なんで怖がってる割に教科書忘れるかな(笑)」
「そこだよね」
涼「そこだよねって(笑)」
「怖いと思ってたのは浮所が人見知りしてただけで、中身は超面白いやつだったってオチね」
涼「確かに。俺らもAちゃんに紹介されるまで話したことなかったし。」
「昔の浮所からは想像出来ないよね、今の浮所の人当たりの良さは」
涼「浮所なんかちょっと荒れてたしね、昔。」
「女の子引っ掻き回してたよね」
涼「言い方ｗｗｗｗｗｗ」
「たらい回してた？」
涼「それもなんかちょっと意味違うな(笑)」
「女の子と遊ばなくなったよね」
涼「そうだね、更正したのかな〜」
「元々不良ではないけどね(笑)」
涼「そっか(笑)今や、学級委員だもんね、浮所」
「そうだねぇ〜」
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もよよん - この作品を通してはいびと青春を味わった気分になれて、何度も読み返してます！mi ayuさんの作品全て大好きです！更新楽しみにしています( ◜◡◝ ) (4月22日 2時) (
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年6月5日 19時
