06月10日�� ページ38
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「それよりもうすぐ引退試合ですね」
紫「それより(笑)ん〜、そうだね」
「期待してますからね！」
紫「重圧掛けたな(笑)」
「へへへ、だって今のメンバーって一番強いと思うんですよ」
紫「確かに、一年も強いヤツいるし結構イけると思ってる、俺も」
「ですよね？」
紫「良いとこまでイけたらいいな〜」
「ショウちゃん、甲子園に連れてって！」
紫「それを言うなら、カッちゃんな。しかもそれ野球な」
「お、頭の回転速いですね」
紫「俺、褒められてる？(笑)」
「めっちゃ褒めてます。タッチって漫画好きなんです」
紫「うんわかってるよ(笑)」
「あ、これ平野先輩のユニフォームです」
紫「あ、ありがとう」
「ほら、ここ。擦れてたんですよ」
紫「おー、ほんとだ直ってる」
「でも生地がもう薄くなってて、」
紫「もう結構着てるからねこれ」
「でも沢山練習した証って感じのユニフォームで、いいですね」
紫「なんか照れる…ありがとう、」
「ここにワッペンでもつけましょうか」
紫「ねえ、やめて？(笑)」
「ニコちゃんマークがいいですか？」
紫「いや、種類の問題じゃなくてね？」
「あはははは(笑)」
紫「でもアレだ、毎日こうやって準備とかしてくれてるAのためにも勝たなきゃな」
「紫耀ちゃんかっこいい」
紫「おい、俺先輩だぞ」
「はいすいません(笑)」
紫「でもAに紫耀ちゃんて言われるの悪くないかも(笑)」
「ほんとに頑張って下さいね」
紫「うん、ちゃんと見ててね、俺、Aのために勝つから」
「………」
紫「あ、キュンとしたっしょ今」
「ちょっとだけ」
紫「ちょっとだけとかいらないから！(笑)」
「でもケガだけはしないでくださいね、勝っても誰かがケガしたら嬉しくないですから」
紫「……」
「あ、キュンとしました？」
紫「ちょっとだけ」
「そこはしろよ〜」
紫「ねえ！俺先輩なんだけど！？(笑)」
「あはは！」
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紫「A、もし関東大会に行けたらさ、」
「はい」
紫「俺とデートしてくれませんか」
「……」
紫「ダメ、かな」
「……奢りですか？」
紫「え？」
「先輩の奢りですか？」
紫「うん？まあ、いいけど…てかそのつもりだけど…」
「やった〜、いつにします？！」
紫「ねえ、俺、関東大会に行けたらって言ったよね？！(笑)」
「楽しみ〜」
紫「(これって流されてるの？なんなの？)」
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もよよん - この作品を通してはいびと青春を味わった気分になれて、何度も読み返してます！mi ayuさんの作品全て大好きです！更新楽しみにしています( ◜◡◝ ) (4月22日 2時) (
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年6月5日 19時
