05月31日�� ページ34
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涼「あ、次だよ、行ける？」
「……」
涼「Aちゃん？」
「ちょ、ちょ、ちょっとまって…、」
涼「え、どしたの？大丈夫？」
「深呼吸しよう、橋本くん！」
涼「Aちゃんもう、5回は深呼吸してるよ(笑)」
「え、…そ、そんなことないよ？」
涼「そんなことあるよ(笑)」
「もう一回しよ。最後にもう一回！！」
涼「え、もう一回するの？」
「ふーーーーーーーーーーーーーーーー」
涼「長いなぁ(笑)」
「やばい、緊張してきたやばい」
涼「ふふふ」
「笑ったね？」
涼「可愛いなって、」
「いいよ、気使わなくて」
涼「使ってないよ(笑)」
「ねえ！！橋本くん！！暗いよぉ！校舎が暗いよぉ！！」
涼「だってもう夜だもん、そりゃ暗いよ」
「なんで橋本くんそんな冷静なの？！なんで？！」
涼「いや俺、冷静じゃないよ？(笑)」
「え、そうなの？」
涼「ドキドキしてるよ」
「……うっそだぁ、？」
涼「俺の胸に手当ててみる？ めちゃくちゃドキドキしてるよ？」
「え、あ、それは」
涼「え？」
「セクハラになるからやめておきます」
涼「え？なるかな？(笑)」
「あーーーーまって」
涼「ほら、作ちゃんがこっち見てるよ、」
「早く行けって顔してるね？」
涼「うん(笑)俺らトップバッターだから(笑)」
「あーー、やだほんとやだ」
涼「後ろの人詰まってるからさ、そろそろ行こ？」
「わかってる。わかってるんだよ」
涼「あはは(笑)」
「わたしの足が動いてくれないのよ、わかる？」
涼「それはわかんないけど(笑)」
「苦手なんだよぉ、なんでこんなイベントあるの？」
涼「うちはほんとこーゆーの好きだよねぇ、男女くっつける系の」
「ほんとだよ…もう青春したいやつだけやればいいのに」
涼「俺、青春したいよ？」
「え、したいの？」
涼「俺だって普通の男子高校生だよ？」
「その割には彼女作らないじゃん」
涼「まあ、そーゆー青春もあるじゃん？」
「…どんな青春すか、」
涼「まあまあ、俺の話は置いといてさ！ほら、行こ？」
「…うん、」
涼「大丈夫だよ、一人じゃないでしょ？俺がいるよ」
「…うん、」
涼「大丈夫だよ、脅かしてくるのも、高校生だから」
「ほんと？」
涼「うん」
「ほんとにほんと？(笑)」
涼「そんな怖がらないでよ、俺も頑張るからさ？」
「……じゃあ、」
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もよよん - この作品を通してはいびと青春を味わった気分になれて、何度も読み返してます！mi ayuさんの作品全て大好きです！更新楽しみにしています( ◜◡◝ ) (4月22日 2時) (
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年6月5日 19時
