05月31日�� ページ29
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作「A、あのさ」
「なに？」
作「……ちょっといい？」
「え？」
作「ちょっとだけ、肩貸して」
「え、龍斗？」
作「ちょっとだけ、こうしててもいい？」
「うん…？」
作「あー…、」
「龍斗…？」
作「ごめん、やっぱこうしたい、」
「え」
作「ちょっとだけ抱きしめさせて」
「りゅう、」
作「やっぱり、Aと同じクラスが良かったな…、」
「………、」
作「………」
「………来年は同じクラスになりたいね」
作「うん。」
「じゃあ来年は、勝ってよね。騎馬戦。」
作「ん、頑張る。」
「ん、」
作「…ねえ、A」
「なに？」
作「俺のこと、わざわざ探しにきてくれたの？」
「そうだよ」
作「…ありがと、」
「だって、龍斗のあんな悔しそうな顔なんて久しぶりだし」
作「………、」
「だからなんか、うん、心配で」
作「いやそりゃだって、」
「だって？」
作「(浮所に『俺はAのために勝つから』とか言われたからだなんて絶対言えない)」
「りゅーと？」
作「いや、なんでもない。ムキになっちゃっただけ」
「あんな龍斗、久し振りに見たなぁ」
作「どういうこと？」
「龍斗って、闘争心剥き出すとこってあんま見ないから」
作「普段出すものじゃないでしょ？(笑)」
「まあ、確かに(笑)」
作「でしょ(笑)」
「……なんか、龍斗のこと慰めてるの変な感じする。」
作「いつも逆だからね(笑)」
「うん、」
作「いつもどっちかって言うと、慰めてってくるしね、」
「龍斗が抱きついてきたのなんていつぶりだろ」
作「ちょっとだけじゃん」
「ふふっ、はいはい(笑)」
作「もーいい」
「いいのにー、ほら、りゅーちゃん！おいで！」
作「それおばあちゃん(笑)」
.
涼「あ！戻ってきた！」
優「お前、どこ行ってたんだよ〜！」
浮「あ！なんで手繋いでるの！なんで手繋いでるの！！なんで手繋いでるの！！」
瑞「うるさいな(笑)」
浮「作ちゃーん、ごめんねぇ！痛かった？！」
涼「作ちゃん、ケガ大丈夫？」
瑞「派手に落ちてたもんね」
作「うん、大丈夫〜」
「ちょっと！浮所！手加減してよね！！！？」
浮「Aのためだもん、相手が作ちゃんでも手加減できないよ」
「え、かっこいい」
作「ちょっと！なにキュンとしてんの？」
「え？(笑)」
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もよよん - この作品を通してはいびと青春を味わった気分になれて、何度も読み返してます！mi ayuさんの作品全て大好きです！更新楽しみにしています( ◜◡◝ ) (4月22日 2時) (
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年6月5日 19時
