05月31日�� ページ22
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瑞「ねぇ、包帯もする？」
「しないよ、大丈夫だよこれくらい(笑)」
瑞「これやってみたいんだよ」
「やってみたいでするもんじゃないよ」
瑞「ねー、一回だけ！」
「んもう、」
瑞「一回だけ」
「じゃあ、巻くだけね？」
瑞「うん」
「はい、どうぞ」
瑞「…………あれ、」
「…………」
瑞「…………ん、なんで？」
「………ねえ、」
瑞「なに」
「楽しい？」
瑞「楽しい、意外と」
「ずっとやんの？これ」
瑞「俺の気が済むまで」
「めんどくさ」
瑞「うるさい、黙って」
「そうだよ」
瑞「じゃあちょっと寝る」
「おいちょっとまて」
瑞「なに？」
「どうしてそのくだりから寝るの？戻るよ？」
瑞「少し休もうよ〜」
「目的はそれだな」
瑞「……違うよ」
「絶対そうじゃん、わたしのこと心配したフリして〜」
瑞「いや心配したのはホントだけど」
「………え？」
瑞「またケガされたら困るし」
「……」
瑞「なに、その顔」
「え？(笑)」
瑞「ニヤニヤすんなバカ」
「へへへ、瑞稀、意外と優しいね？」
瑞「…一緒に寝る？」
「寝るかアホ」
瑞「…ちょっと寝ていい？」
「…ちょっとだからね」
瑞「うん」
「瑞稀さぁ、」
瑞「うん？」
「……このあと借り物競争じゃないの？」
瑞「そうだよ」
「そうだよじゃないわ！！！行くよ！！？」
瑞「あーーー、もうちょっとだったのに〜」
「なにがもうちょっとなの！」
瑞「あーーーーー」
「ちょっと！わたしケガしてんだから自力で立ってよ！」
瑞「じゃあ、お姫様抱っこしようか？」
「この前、無理だって言ったくせによく言うよ」
瑞「余裕だわ」
「え？」
瑞「誰が去年お前のこと運んだと思ってんの」
「……」
瑞「じゃ、おやすみ」
「こら！寝るな！」
.
優「あ、戻ってきた」
涼「Aちゃんケガ大丈夫？」
「大丈夫、ありがとう」
瑞「浮所は？」
涼「瑞稀が戻ってこないから代わりに行ったよ」
「え、」
瑞「さすが浮所」
「さすがじゃないわ！瑞稀の包帯遊びに付き合ってなかったら…」
涼「包帯遊び？(笑)」
優「Aの手当てしに行ったんじゃねーの？(笑)」
瑞「まあ、色々あって。保健室で、あんなことか、こんなこととかしてて遅くなった」
涼「え…？」
「何言ってんの？！」
瑞「何してたかは言えない」
「今からでもいいから浮所んとこ行ってよ！」
瑞「もう始まるから無理」
「もう！」
涼「……」
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もよよん - この作品を通してはいびと青春を味わった気分になれて、何度も読み返してます！mi ayuさんの作品全て大好きです！更新楽しみにしています( ◜◡◝ ) (4月22日 2時) (
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作者名：mi ayu | 作成日時：2022年6月5日 19時
