闇柱は鬼殺隊の中で尊敬されているようです

四の闇 ページ5

炭治郎「やめっ！！グハァッ！！！」



急に上から強い力で押さえつけられ、勢いよく地面へとぶつかる


胡蝶「伊黒さん、竈門君は怪我をしているんですよ」


息が……上手くできない……

肺を強く圧迫されてるせいか…？




あぁ……禰豆子！！やめてくれ！！がんばれ！！


耐えてくれ！！！



身動きも取れなく、呼吸も上手く出来ず、苦しくて涙が溢れる






その時だった＿＿＿＿









？？『コラコラ……そんなに強く押さえてはダメですよ？ましてや子供になんて…伊黒くん？離してくださいね〜』







凛と聞こえる優しいが強い綺麗な声


俺の後ろから聞こえた


誰だ……この声はさっきまでは聞こえなかった…この場にはいなかった声だ




伊黒「！！！……Aさん…」


その人の一言で、俺の上からの強い圧迫が消えた


俺はすぐさま屋敷へと移動し、禰豆子を見守る






禰豆子「……(プイッ)」


不死川「なっ！！！」


産屋敷「どうなったのかな？」


子「鬼の女の子はそっぽ向きました。」


子「不死川様に三部刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して、噛みませんでした」



禰豆子………



産屋敷「これで禰豆子が人を襲わない証明になったね」


不死川「っ！！！」


お館様「でも、炭治郎。それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者も多くいるだろう

証明しなければならない。これから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てることを」



なんだろう…この人が話すと


フワフワする……



産屋敷「十二鬼月を倒しておいで」


炭治郎「はい！！！！！」



よかった……まだ安心は出来ないけど


ここではひとまず認めてもらえたんだ……！！







？？『ふふ、ひとまず一件落着…ですか？』



そう言って先程の女性が綺麗に笑った


この人も……鬼殺隊の人……なのか？


こんなにも細くてか弱そうな女性が？



お館様「お帰り、A。ご苦労だったね

騒がしくしてしまってすまないね」



A……？


A『いえいえ、これが私の仕事ですからね

あ、初めまして竈門炭治郎君。こう見えて私も一応

柱なんですよ』


不死川「こう見えてって……

Aさんは柱でも最強って言っても過言じゃないですよ

おい、頭突きのクソガキ！！しっかり挨拶しやがれ！！

この方はな、柱の中でも最強のお方だぞ！！」

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