闇柱は鬼殺隊の中で尊敬されているようです

十の闇 ページ11

＿＿＿＿＿＿＿＿＿


さて、あれから皆さんが騒いでいましたがいつの間にか会議は終わってました


無一郎君と夕飯のお話などしていて結論を聞き損ねちゃいましたね〜


まぁ、何とかなるでしょう！




私はしばらくしてしのぶさんと一緒に蝶屋敷へと訪れました。目的はあの少年のことです


胡蝶「この部屋ですね」

そう言って静かに扉を開けると、何やら先客がいたようです

あれは〜……隠の方ですかね？


村田「柱、こぇーよ！！」


あらあら、私達のことでしたか〜

何を話していたんでしょうね！気になります


胡蝶「こんにちは」

A『こんにちはぁ〜』

村田「へ！？あ！！柱！！胡蝶様！夜霧様！」


胡蝶「こんにちは」


村田「あ！どうも！さよなら！！！」


そう言って隠の方は凄い速さで部屋を出て言ってしまいました

さようならぁ〜

どうやらこの部屋には三人の子がいたようですね


先程の裁判の少年


黄色の髪色をした少年


何やらおかしな被り物をした少年



………個性豊かなんですねぇ〜見てるだけで楽しくなってきちゃいます


胡蝶「どうですか？身体の方は」

炭治郎「もう大丈夫です！」

A『あらあら、凄い怪我だったのに！君は強い子なんですねぇ〜偉いです！』


私はそう言いながら彼の頭を撫でると彼は顔を赤くしてしまいました

ふふ、照れ屋さんですかねぇ〜可愛いです


炭治郎「あの、俺！竈門炭治郎と言います！貴方は？」

A『あ、申し遅れましたぁ〜

私、闇柱の称号を授かっています。夜霧Aです

よろしくお願いしますね！竈門炭治郎君』


？？「あああああの！！！俺！おおおおれ！我妻善一っていいます！！！俺とも仲良くしてくださぁぁぁい！！！！」

突如黄色い髪色の少年が奇声を発して自己紹介を始めました

A『我妻君ですね〜よろしくお願いします』

元気があっていいですねぇ〜でもビックリするので奇声をあげるのは辞めて欲しいですねぇ…


あの被り物をした少年は……


？？「ゴメンネ、ヨワクッテ」


ふむ…どうやら喉を潰されてしまっているようですねぇ


私は彼のベッドへと近づいてみました


A『貴方のお名前、教えてくれますか？』


するとか細い掠れた声で


？？「ハシビラ イノスケ デス」


A『伊之助くんですね！頑張って教えてくださってありがとうございます！君はしっかり怪我を治しましょうね〜』


そう言って竈門君と同じように頭を撫でました

十一の闇→←九の闇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す