刀剣達の心情 薬研side ページ11
薬研「はっは！流石大将だな」
三日月「うむ、よきかな」
皆が俯いている中、俺と三日月の旦那はさっきの出来事を笑いあっていた
一つ一つの言葉に重みがある
皆のことをしっかりと考えてくれている
だからこそ俺は大将に着いていきたいと思ったんだ
乱「薬研……あの人大丈夫なの？」
五虎退「な、殴ったり…しないんですか…？」
薬研「しねぇな、ハッキリと言える」
俺の即答に大広間の皆は眉を寄せていた
(何故そんなことがわかる？)とでも言いたげな顔だな…
薬研「確かに大将と出会って間もないかもしれねぇ……だがこの中では一番大将のこと分かってるつもりだ。俺の刃を受け止め、目を見て『必ず助ける』と誓ってくれた…俺は心からあの人を大将と呼びたいって思ったんだ」
な？と三日月の旦那に問いかける
三日月「うむ、俺もあの主の力強い目、一つ一つの言葉に救われた、時間など関係なかろう？大事なのはあの男に仕えたいか、仕えたくないか……自分の心に聞いてみると良い」
薬研/三日月「「俺は大将/主について行く」」
ハッキリと皆の前で宣言した
加州「俺もついて行くよ…俺もあの人間にもう一度掛けてみたい」
乱「なら僕もー！！ちゃんと僕らの事考えてくれるしね！大事にしてくれそう！」
小狐丸「私も行きますぞ」
次々と刀達は名乗りあげて庭に向かった
そして部屋の中に残ったのは二振りのみ
三日月「お主はどうするのだ＿＿＿＿＿鶴丸」
薬研「あんたもだぜ？＿＿＿＿＿いち兄」
二振りとも難しい顔をして座り込んでいる
鶴丸「お……俺は……まだ信じられない……初めて仕えた人間があれだったんだ、そう簡単に割り切れない」
一期「私もです……弟達をあんな目に合わせた人間をまだ…簡単には信じられないのです」
うん……こりゃ難しい二人が残ったな……
でもこれは無理強いするつもりはないしな
すると部屋の外から声が聞こえた
『別にいいんじゃねぇの？』
チラと除けば壁に寄り掛かった大将がいた
……立ち姿だけで絵になるな
鶴丸「……何がだ？」
『信じられないってやつだよ。てか、誰が信じてほしいなんて言った？俺はお前らが安心できる暮らしを提供するために来たんだよ。確かに審神者にはなったが、認めて欲しいなんて微塵も思ってねぇぞ』
一期「では……私たちはどうすれば……」
『見極めろ自分で』
そう一言残し、また大将は庭へ向かって行った
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安仙任(プロフ) - 続きを書いてください (2020年11月3日 19時) (
レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新は、もうされないのでしょうか？ (2020年6月28日 8時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
AUTOMATA.044 - この作品はとても面白くて好きですが、『宴』には、さよ君の台詞があるのに『明日の予定』の今居る刀の所にさよ君が書いて無いのは何故ですか？ (2019年9月7日 0時) (レス) id: e71f9e4ab9 (このIDを非表示/違反報告)
☆三日月☆(プロフ) - みんなに便乗して……大好きだぜ←……さーせんした！！めっちゃ面白いので更新頑張ってください！！そして、主さんが男でも女でも嫁に来ません？？← (2019年5月22日 23時) (レス) id: 0e61e2fc0f (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - もう好きすぎて貴方のファンになりました(´；ω；`) (2019年5月21日 22時) (レス) id: aa57322430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミュリアム | 作成日時：2018年10月14日 17時
