検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:18,404 hit

5 ページ7

「...何しに来たんですか」

はるばる遠いロシア領まで来てあげたのに冷たく反応するカドック

「ねぇ、マスター
彼女たちは私たちの敵なのですか?」

きっと、カドックとサーヴァントであろう女性

「いや、違うよアナスタシア」

「へぇ、アナスタシアねぇ、なるほど」

「名乗りなさい、そこの方」

アナスタシアに言われてめんどくさいので簡潔に名乗る

「Aと言います、アナスタシア皇女
あなたのマスター、カドックと同様キャスターのサーヴァントのマスターです」

「...あなた、どんな魔術回路を持っているの?
カドックよりすごいなんて」

「アナスタシア、彼女は僕のチームの仲間の中で1番の回路の持ち主だ
僕なんて下のほうだ」

自嘲するかのように笑うカドック

「あら、そんなことはないかと思うわよ?」

アナスタシアがカドックを励ましているのか慰めているのかよく分からない

「それよりも、藤丸立香たちがここに来たって本当かしら」

「あぁ、来たさ」

「そう...やっと復讐できるのね」

「そうさ、この1年間冷凍されたままで僕達の活躍を奪った奴らへの復讐さ」

そういってカドックは私の足を見る

「怪我したんだろう?」

「誰からそれを?」

「コヤンスカヤから」

あぁ、あのいけ好かない女か

「大丈夫なのかい?」

「えぇ、魔術で治したから」

「なら、なぜ藤丸立香の代わりにグランドオーダーしなかったんだ」

「ドクターストップ」

「...ドクターは君がすごいことくらい分かっていただろうに」

「いいのよ、こうして復讐の機会が与えられたのだから」

自分の手の甲を見る
つられたのかカドックもカドック自身の手の甲を見る



「なぜ、我らはこのような思いをしなければいけなかったのか」



「その答え合わせをする必要はない」



「ここから、ここからがスタートだ」

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:FGO , ソロモン , マーリン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:魅愛 | 作成日時:2018年5月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。