【FGO】ふわり (ページ4)

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｢さてと、召喚するか｣

そういって私は右手を前に出す

｢素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師マリスビリー
降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する

＿＿＿＿＿＿Anfang

＿＿＿＿＿＿告げる

＿＿＿＿告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者
我は常世総ての悪を敷く者。

汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ」

＿＿＿ソロモン

｢やれやれ、いつになったら召喚されるか心配してたけど心配しなくても良かったようだね｣

そう言ってソロモンは笑った

｢当たり前じゃない
私はあなたのマスターなのよ？｣

｢そうだったね、マスター｣

＿＿＿彼にマスターと呼ばれるのはいつぶりだろう

でも、なんとなく名前で呼ばれる方が慣れてる気がする

｢ソロモン
Aでいいわ、ロマニのときもそうだったように｣

分かった、そう言ってソロモンはマーリンの方を見た

｢いやぁ、心配して損だよソロモン｣

｢いやお前絶対に心配なんかしてないだろ｣

軽口を言い合っている2人を眺めながら考える

＿＿一体、今後どうなるのだろうか

出番を失った私たちは藤丸立香に報復するのか

それはソロモンにとって苦渋の決断になるのか

ソロモンだけでなく、マーリンにとってもそうなるだろう

＿＿＿私はどうすればいいのだろうか

そこまで考えてふと気づく
軽口の言い合いが終わってたことに

そして2人とも私を見ている

｢...え、なに？｣

｢いや、別に？｣

2人とも同時に私から目をそらす

気になるじゃんか

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こんばんは魅愛です！
学校行事の関係上6月1日まで更新できません！
悲しい...
ご了承ください