視線の先にはいつも __ (ページ16)

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はあ、ページ16

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和也side

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昨日丈くんから『Aちゃんと付き合えたで。』

って来た時、俺は生きた心地がせんかった。

死んでもいいって。Aの隣にいるだけで満足して

でも男の影がチラつくと俺のじゃないのにイライラして

あの時丈くん達のこと手助けせんかったらAは

ずっと俺の隣で笑ってたんかな。

丈くん見るとイライラしてしゃーないねん。

丈『お、、おおはし、？』

和『あ、ごめんごめんぼーっとしとったわ』

丈『昨日Aちゃんと付き合えてん、ﾌﾌ』

そういう丈くんは本当に幸せそうで、

ああ、俺根本的なことから負けとるやん。って

どん底におっこった気分やわ。

和『丈くんでも俺負けへんから。泣かせたら俺が奪う、！ｸﾞｽｯ、から、、！ｽﾞﾋﾟ、許さへんから！！！』

丈『おおはし、、ありがとう。』

ありがとう、？

俺敵対心めっちゃ燃やしてる事言ったのにありがとう、？

丈くんよく分からんわ、、

和『へぇ、？』

丈『大橋がそろそろ前向いた方がいいんちゃう？って言った時ホンマにそうやなって思った。大橋がAちゃんのこと好きなんやなってこともわかってた。だから尚更ちゃんと幸せにしなきゃなって思えてん。全部大橋のおかげ。ホンマにありがとう。』

和『……！』

丈『だから絶対幸せにする。でもAの隣には大橋も必要やねん。俺には話せないこと多分Aちゃんは全部大橋に言うから。だからその時はちゃんと聞いてやって？前みたいにずっと隣で話聞いたげて？』

和『ええん、、？』

丈『なにゆーとるん、笑、当たり前やん。』

和『丈くん、、、！！！』

丈くんにはやっぱりかなわへん。

これでキッパリわかったわ。

A、、丈くんめっちゃ良い奴やで。

ありがとう丈くん。

ありがとうA。

これからもAと丈くんは一生のライバルや！

和『俺負けへん！！！！』

丈『俺のAちゃんやからあげへん。』