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WNside
JN「おはよ〜昨日と同じ本？」
『おはよ。ううん、違うやつ』
JN「…？恋愛もの？珍しいね」
表紙を覗き込むジュン。
たしかに恋愛ものを好んで読むことは無い。
JN「とうとうウォヌも恋愛したくなったー？？」
唯一この高校で同じ中学だったのがジュンだ。
当時の俺の失恋を今でも気にかけてくれている。
『憧れはするよな』
JN「よかった〜妖精さんもウォヌにはもうすぐ春が来るって言ってるよ〜」
『なんだそれㅋㅋㅋ』
駅から歩いて話しているとすぐに学校に着く。
JN「じゃあ！またお昼ね〜」
『ん』
ジュンとスニョンとはクラスが違うけど
昨年から仲のいい4人組が丁度2人2人で別れたので
今年も一緒に行動している。
朝から機嫌の悪そうな俺のクラスメイト。
『おはよ。』
WZ「…あ。おはよ」
『どうした機嫌悪い？』
WZ「いや。部活の事」
頭を抱えるジフナの手元には1枚の紙。
ソロパート【 】
と描いてある。
『合同でやるやつ？』
WZ「そ。このソロの部分なんだけど」
一緒にやる学校にクラリネット上手い奴がいて
ソロをまかせるか、自分のプライドを優先するか
迷っているらしい。
『相手の子はなんて言ってるの？』
WZ「それが顧問によると俺の吹くクラリネットが好きだからソロをお願いしたいって言ってくれてるらしい。」
『じゃあやっちゃえば？？』
WZ「やりたい気持ちは山々なんだけどここのパートはあの人の演奏の方が絶対合うんだよ」
『へえ〜ジフナが褒めるって相当だねㅋㅋ鬼部長なのに』
WZ「…おい。」
『女の人？』
WZ「そうだけど」
『へえ…かわいい？』
WZ「俺お前のその顔嫌いだわ」
『いいじゃん教えてくれても』
WZ「大会で見たことあるくらいで別に覚えてない」
『ちぇーつまんな。でもこれから一緒に練習するんだろ？』
WZ「まあそうなんだけど深く関わるつもりもない」
『素直じゃないな〜』
ため息をついたジフナは黒いペンケースから
ボールペンを取り出し
【 キム A 】
と達筆な字で書き留めた。
『結局その子にやらせんの？』
WZ「うん。俺は他の曲でソロあるし」
見に行こうな〜なんて適当な事を言うと
なんでだよと小突かれる。
かわいいやつだ。
つまらない授業を終え
ジフナの隣で小説をちまちまと読み進める。
これの繰り返しだ。
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-｀ ．ﾊﾝｺ ．´ -(プロフ) - りえすけさん» 毎度コメントありがとうございます！最近の忙しさゆえに更新の速度がだいぶ遅くなってしまっていますがゆっくりと見守っていただけると幸いです (2021年10月18日 10時) (
レス) id: c18c6a500e (このIDを非表示/違反報告)
りえすけ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！甘い(*^ω^*)！！2人とってもお似合いです！しっかり思いを伝えるウォヌ君が素敵だし、自分の思いを自分の言葉で伝えるヒロインちゃん、すごく好きです！ゆっくり進む関係もgoodですね。「2人の甘さとブラウニー」最高過ぎます😍 (2021年10月17日 16時) (レス) @page27 id: 384e07961d (このIDを非表示/違反報告)
りえすけ(プロフ) - ウォヌ君いい！！タイミングもグッドです！ドキドキな展開、最高ですぅ😍 (2021年10月12日 23時) (レス) @page24 id: 384e07961d (このIDを非表示/違反報告)
-｀ ．ﾊﾝｺ ．´ -(プロフ) - 優さん» 初コメありがとうございます！！凄く嬉しいです、、！！更新率下げないように頑張ります🙇♀️ (2021年10月12日 11時) (レス) id: c18c6a500e (このIDを非表示/違反報告)
-｀ ．ﾊﾝｺ ．´ -(プロフ) - りえすけさん» コメントありがとうございます！！早くお互いの勘違いが解けますように！！ (2021年10月12日 11時) (レス) id: c18c6a500e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-｀ ．ﾊﾝｺ ．´ - | 作成日時：2021年10月4日 14時
