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#80 ページ32

「なぁ」

「?」


無言で歩いてたら、いきなり話しかけられた。


「しげのこと好きやろ?」

「え!?」


動揺して、声が裏返る。


「やっぱり」

「…」

「しげに告らんの?」


告白か…

でも…


「しげちゃんがどう思ってるかわかんないし、気まずくなったら嫌だし…」

「…大丈夫やと思うけどなぁ」


え?

そんなことを話してる内に部屋に着いた。


ガチャ。


「あったん?」

「ばっちり、あった。」

「そか。」


淳太くんとしげちゃんの会話を聞きながら、私も部屋に入る。


「お泊りー!」


平野くんばりにはしゃぐ大吾くん。


「シャワー誰から入りますー?」

「んー、くじ」


と、言ってそそくさとあみだくじを描き始める照史くん。


「私、最後でいいよ」


男子の方が早そうだし。

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作品ジャンル:ギャグ
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作者名:魅杏 | 作成日時:2015年6月26日 19時

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