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#66 ページ18

約100対7なのに、

全然負けていない彼ら。


そして、真ん中を堂々と歩いてくるしげちゃん。


「…しげちゃん」


そう言いながら、しげちゃんの正面へ向かう涼介くん。

入れ替わるように私の左右に立つ大貴くんと侑李くん。


「俺はしげちゃんに勝って、日本のトップに立つ。」


涼介が拳をあげて走り出す。







互いに殴り合って。

傷つけあって。

痛々しい傷が増えていく。



見ていられなくなって、目をそむけた。


でも、


「見てあげて。しげちゃんならきっと…

涼介を変えてくれる」


え?どういうこと…?


大貴くんが優しい声で言った言葉に疑問を感じた。

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作品ジャンル:ギャグ
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作者名:魅杏 | 作成日時:2015年6月26日 19時

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