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#59 ページ11

はぁ。


私は、何回この手に引っかかるんだろう。

私は、今、倉庫の一室のようなところにいる。

目が覚めてみると、手を縛られて、ここにいた。


此処、何処だろ？


「目覚めた？」


…この声…


「…涼介くん」

「久しぶり」


王子の笑顔を浮かべる涼介くんの目は、
相変わらず、闇に包まれていた。


「今度はなに？」

「もうちょっと待っててね」


私の質問には答えずに部屋を出て行く涼介くん。


その直後…

ガチャ。


涼介くんが出て行った扉と別の扉から入って来たのは…

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作品のジャンル：ギャグ
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作者名：魅杏 | 作成日時：2015年6月26日 19時

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