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#35 ページ35

しげsaid


俺は、本当の親を知らへん。

そのことを知ったのは、小3の時。


アルバムに2歳より下の時の写真がなくて、なんでなん?って親父に聞いた。


そしたら、親父は


「お前も真実を知るべきや」


と、言った。


俺は、2歳の時、今の親父に預けられたらしい。

小さい時の記憶がないから、本当の親を知らんのは、あながち間違いやない。


今の親父とは、親友やったらしい。


それから親父は、俺を本当の息子のように育ててくれた。




次期組長にするために…。

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作者名:魅杏 | 作成日時:2015年6月9日 19時

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