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#31 ページ31
あれから、数日。
結局、ちび流星は捕まって、皆にいじられた。
私もいつもの部屋に戻った。
そして、現在。
しげちゃんとお買い物中。
「これ、どうや？」
私にプレゼント買うって聞かないの。
「可愛いな〜」
しげちゃんは、いろんなところからいろんな物を持って来ては、
「これ、どうや？」
って聞いてくる。
嬉しいな。
「あっ、これ！」
「ん？なんや？」
指差したのはイニシャルネックレス。
「イニシャルネックレスか〜。ええな、これにしよか！」
私のイニシャルのネックレスを手にするしげちゃん。
「じゃあ、私、Dのネックレス、しげちゃんにプレゼントする！」
「それじゃあ、俺からのプレゼントにならんやろ」
「いいじゃん！お揃い！」
それでも、渋るしげちゃん。
「しげちゃんの誕生日いつ？」
「来月やけど？」
やった！
「じゃあ、少し早いけど私からの誕生日プレゼント！…ならいいでしょう？」
「ん〜、しょうがないなぁ」
そう言いながらも嬉しそうなしげちゃん。
お互いにネックレスを買ってつけた。
「うれし〜わ〜」
嬉しそうなしげちゃん。良かった。
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作者名：魅杏 | 作成日時：2015年6月9日 19時
