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舘「じゃあ、今から文化祭の出店を決めてください。
ここからは学級委員の二人にまかせます。」
早いものであっという間に文化祭の時期に。
この学校は夏休み明けすぐの9月頭に
文化祭が行われる。
美「先生、ラウールはダンス部のこともあるので
男子は代わりの人をリーダーにしたほうがいいかと。」
舘「そうだったね。じゃあ、代わりにやってくれる人いる?」
山「はーい。俺やる。」
舘「じゃあ、頼むね。」
貴「では、出店の内容を決めていきます。
まず、何を出したいですか。」
女1「安定にチュロスとか?万人受けすると思うし。」
男1「でも、揚げ物って怖くね?後片付けも
めんどいし。お好み焼きとかにしようよ。」
女2「いや野菜切るのめんどいじゃん。
ホットプレートも何台用意しないといけないのよ。」
やはり安定に意見がまとまらない。
岩「ちゃんと後処理ができるなら揚げ物は
やっても大丈夫。先輩たちは唐揚げとかやってきてるし。」
男2「岩本先生はなんか案ないの?」
岩「1番簡単で材料費もそこまでかけずに
万人受けするのはチョコバナナじゃないか?」
女1「え、いいじゃん。チョコバナナ。」
男1「後片付けも楽だもんな。誰でも作れるし。」
女2「でも、バナナ腐ったりしない?炎天下だよ?」
ラウ「材料費がそこまでかからないなら、冷やすために
氷にお金かけるってのもアリだと思うよ。
クーラーボックスなら、体育準備室にあるから
それ使えばいいし。」
男2「おお、さすがラウール。それでいいじゃん。」
山「じゃあ、チョコバナナでいい?」
貴「切る作業もないから安全だし、量産できるから
いいかもね。じゃあ、チョコバナナに決定します。」
山「次、出店の名前!」
なんて話を進めていき、出店の内容はあっという間に
決まった。
舘「すんなり決まったね。じゃあ、あと5分で
清掃時間だから早めに始めちゃおう。」
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作者名:みづき | 作成日時:2021年1月22日 3時