幸福日和〜couple life 4th〜

No.23 ページ23

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亮平side



あれから4人でホテルに戻ってきたあと、



翌日の支度をして、ベッドに寝転がる。



阿「出るかな。」



貴「もしもし？」



阿「もしもし、お疲れ様。」



貴「お疲れ様。関西はどう？」



阿「すごい楽しいよ。でも、Aに



会えないから、そこがな…」



貴「そう言ってもらえるの、嬉しいな。」



阿「かけがえのない存在だからね、Aは。」



なんて話をしていたらあっという間い1時間経っていた。



ラ「お姉ちゃーん、お風呂湧いたよー！」



貴「はーい！」



阿「あれ？ラウールくんいるの？」



貴「うん。ちょっと寂しいから実家に帰ってきたの。」



阿「そっか。１ヶ月ずっと実家にいる？」



貴「ううん。週に1回、実家に帰ろうかなって。」



阿「そっか。じゃあ、また明日もお互い頑張ろうね。」



貴「うん。寒くなってきたから風邪ひかないようにね？」



阿「Aこそ、暖かくして寝るんだよ？」



貴「ありがとう。じゃあ、お風呂行ってくるね。」



阿「うん、いってらっしゃい。」



声だけとはいえ、やっぱり大好きな人の声は



癒しと愛しさで全身を満たしてくれる。



早く会って抱きしめたい。



出張終わったら、また夢の国に連れて行ってあげようかな。



なんて思いを胸に、俺は眠りについた。

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