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貴「あの！みんな聞いてほしいの。」
阿「ん？どうした？」
私から声をあげたもののみんなから一斉に視線があつまると一気に緊張が高まる。
貴「みんなに伝えないといけないことがあるの。」
佐「えっ、まさか辞める…？」
貴「ううん。そうじゃなくて…」
康「はっ！ついにその時が来たんか…。」
ラ「もしかして、お返事…。」
みんなとそれぞれ過ごしてわかったこと。それは9人みんな個性があって、それぞれにいいところがあって、悩みに悩んだけど、答えは…
貴「…今の私には誰か一人を選ぶなんてできない。みんなと過ごしてわかったの。私はみんな大好きで、みんな彼氏にしたいくらい素敵な人たちだってこと。だから、この中から誰か一人を特別な存在にするなんて今の私にはできない。」
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作者名：みづき | 作成日時：2023年6月14日 20時
