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お店の営業が終わり、みんなが自宅に戻ってきたタイミングで辰哉くんが声をかけた。
深「よし、全員集まったな？」
ラ「話ってなに？」
深「10人で旅行に行こうかなって思ってるんだけど、どう？」
渡「なんで急に？」
深「詳しいことは康二、いい？」
康「今日、Aちゃんと昔みんなでよう行ってた海岸に行ったんよ。その話をしたら９人の思い出の場所なんだねって言うてくれてん。９人の思い出があるなら１０人の思い出があってもええんちゃうかなって思って。」
佐「確かに。１０人で出かけたことないもんね。」
照「たまには店休んでもいいんじゃない？毎日頑張ってるんだし。」
舘「うん。いいと思う。」
深「じゃあ決まり。近日中にもう一回１０人で話そう。どこに行きたいか候補出しといてね。」
こうして私たちは旅行に行くことが決まった。
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作者名：みづき | 作成日時：2023年3月28日 0時
