菅原さんがかっこよすぎる！ (ページ18)

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ストーリー17 ページ18

『す、菅原さんっ？//』

突然のことにショートしかけている私をよそに菅原さんは続ける

「Aが倒れた時、もう心臓止まりそうだった。

運んだ後保健室で1回目を覚ましたのに、また寝ちゃうしさ。

何度呼んでも、キスしても目が覚めないし、すげー焦った」

運んだ⁈キスした⁈えええーーっ//

「もう…大丈夫なの？」

そう言って私を包む腕をゆるめ、じっと見つめてくる

『も、もう大丈夫です。ご心配おかけしましたっ』

ばっ、と頭を下げると、
本当だよ、とくすくす笑われる

しばらくそのまま笑っていたが、ふぅ、と息を吐くと
私の目をじっと覗き込んで

「ねえ、なんかあったら俺に言ってよ」

と言ってきた

どうしてそんなことを言うのかわからなくて

え？と聞き返すと

「あのとき、なんかぼーっとしてたじゃん。俺は、Aが何か悩んでるなら何でも話してほしいし、頼ってほしいって思ってる」

ほらー言ってみ？と優しく笑って私の頭を撫でる菅原さん

話そうかどうしようか黙っていると
ん？と首を傾げて顔を覗き込んできた

～～～っ//

『あ、あの。実は休憩の時に菅原さんが少し怒っているみたいに見えたから…えっと、私何かしちゃったんじゃないかと思って…。な、仲直りする方法を考えてましたっ…//』

あーー言っちゃったー//
部活中に菅原さんのこと考えてぼーっとしてたなんて、恥ずかしすぎる…！

真っ赤になった顔を見られたくなくてうつむいていると
菅原さんにぎゅっと抱きしめられる

え、え、ええーー//

『あ、あああの。菅原さん？//』

耳元ではぁー、と息を吐くと
さらに強く抱きしめる菅原さん

『………っ///』

く、くすぐったい～//

「やばい、Aが可愛すぎておかしくなりそう」

どうしてくれんだよー、と頭を私の肩のあたりにすりすりしてくる

『え、えっ//』

もう菅原さんがかっこよすぎて、私の語彙力はほぼ皆無です…
こ、言葉はいらない…！(もうよくわからなくなってきている)

「…Aが他の奴らと楽しそうに話してるの見てちょっと嫉妬した。Aは俺のなのにって」

あーもー言わせんなよなー、俺かっこ悪いじゃん…とつぶやく

『すっ菅原さんはいつでもかっこいいですっっ！』

あれ？笑私今すっごい恥ずかしいこと言わなかった？

時間差でどんどん赤くなる私の顔を見て、くすりと笑うと

「Aもいつだって可愛いよ」

と囁いた

も、もうどうしてこんなにかっこいいのーー？！///