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JK
握られた手を凝視しながら
手から身体へと火が燃え広がるように熱くなる
あったかい！！！
ぎゅっぎゅっと力を込めながら言うA
あ、あ、そういう事ね
いや、まあ
ちょっとは期待しちゃうじゃん？
Aの純粋な笑顔を見てたら
そんながっかりした気持ちどうでもよくなった
Aに"よろこび"を与えたい
そう、よろこばせたい
不快だと思うものは全部取り除いてあげたいし
寒いと思うならカイロにだってなる
Aの両手を包み込み温めてあげた
A｢でも、これじゃあ、サインは出来ないわね｣
いたずらっぽく笑う
包み込んでいた手をそっと離し
Aの左手と俺の右手を合わせて絡め
JK｢じゃあ、こうしよ？｣
とAのために出した解決策のように言ったが
俺得でもある
ずるい俺の考えを疑いもせず
good ideaと喜ぶので
悪いことをしている気分になった
罪悪感を意識しないように
マッキーを渡してここにサインお願いします
と雑誌のページを指した
サインを描きながら真剣な表情のAを見つめた
描き終わると視線を俺に戻した
あっ、見つめてたのバレたかも、、、
そわそわと繋がれている手をにぎにぎし、
A｢次は何をすればいいの？｣
とほほを赤くしてかすれた声で聞く
俺のドキドキが伝染したのか？
あれ？俺のこと意識してる？
思い違いじゃないよね、、、
自惚れてもいい？
JK｢おー、そうだな、、、普段は質問したり、されたり、だね｣
例えば、、、
えっと、えっとー、そうだな、、、
JK｢好きな食べ物はなんですか？｣
は！？、
俺何言ってんの、？
なんで小学生みたいな質問しか思いつかないんだよ！！！
最悪だ
こうやって話せるチャンスなんて滅多にないのに、、、
こんなことになるならポストイット書いてくれば良かった
A｢んー、、、っと、最近は、韓国料理が好き｣
こんなとんちんかんな問にも
嫌な顔ひとつせず、答えてくれる
ああ、好きが募る、、、
A｢そうそう、おすすめの韓国料理を聞こうと思ってたの！｣
あっ！と思い出したように言う
笑顔が花咲いた
美しく咲いた花に蝶が群がった
あれが美味しいだの、
今人気なのはこれだの、
とヒョン達も話に入ってきた
ちょうどお昼時であったこともあり
みんなで食べに行こうという話になった
PDに確認を取らなきゃだけど…
食事を共にしている画が浮かぶ
幸せすぎる
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みむ - 最高です大好きすぎます！ (2020年2月15日 1時) (
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作者名：むみょん | 作成日時：2019年9月10日 0時
